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「武士の献立」を観る

2013年11月27日 07時27分36秒 | 映画・演劇鑑賞
無料招待に当選して昨夜橋本まで観に行った。   「武士の献立」
「武士の○○」シリーズ、「武士もの」は4作目かな。かってに「シリーズ」扱いしてるけど今回の「献立」は藤沢周平ものじゃないからシリーズものであるはずがない。
僕の年代には「武士もの」に対するある一定の概念があるんだろうと思うけど、英雄ものか悲劇ものとしてるんじゃないだろうか。
この「献立」はその要素もあるんだけど、本質は「喜劇だと見た。役者さんも若くて武士として持っててほしい「重み」みたいなのを感じない。西田さんだけやけに貫録があったな。だからちょっと期待はずれだったかと。でもそんな概念をはずして考えれば「楽しめる」映画だったと思う。

「包丁侍」 なるほどこういう仕事をしてた武士もいたのだろう。いままで「城内の料理は誰が」なんて考えたことなかった。韓ドラだと女官がやってるけど、武士の世界では「男」がやってたとするのが納得できる。日本ではそうだったのですよ。神社で料理を奉納する儀式があって、男の神官がやってますね。
そういえば映画の中で主役の包丁侍が饗応料理を始めるにあたり、あの神前での儀式のような踊りをみせる場面があるけどあれは「おくりびと」の体を清める場面のパクリに見えた。しかも役者さんにその力が足りずちょっと滑稽に見たのは僕だけじゃないはず。「役者に力」を考えるね。
その饗応料理 話からして相当格式の高い宴だったはず。藩の行く末を左右するような。ところが招かれてる客人達の軽いこと軽いこと。有名役者がいるわけじゃなく、演技も軽い。なんか下級武士を集めた宴のような。お金けちったかな。資金不足だったのだろう。

試写会だったのでアンケートがあり、「周りの人にお勧めしますか」とあった。「お薦めします」に○をしてきました。
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