今朝の新聞に「森林公庫の借金4,400億円」という記事が出ていました。
借手は都道府県の森林公社、保証人は各都道府県。貸手の森林公庫は政府系金融機関。政府系金融機関の統廃合・再編が議論されるさなか、「ここにもこんな大きい借金が」という論調で掲載されてる。
まず今の国の森林行政が立ち行かなくなってることが読み取れる。4,400億の借金は国か都道府県が税金を使って穴埋めすることは可能だろう。(公社に返済を要求するのは全く無理。商売にならないのだから)
しかし、本当の問題は「現状の解決」ではなく、「これからどうするか」なのです。「金」の問題ではなく、私たちの「生活」の問題と捉えなければいけないでしょう。「森なし」では我々の生活は成り立ちません。「どう森を取り戻し、維持していくか」を早急に決める必要があるのです。打った手がその効果を発揮するのに30年、50年かかる問題なのです。逆に考えると、遅れた分それ以上の負担を強いられる問題です。自分たちの基本的な問題だと考えようではないですか。
東京の石原知事が「50年がかりの事業。とりあえず10年間の事業費として250億を見込む」として動きだしました。国も各都道府県も早く施策を出していただきたいものです。
ちなみにこんな数字があります。
地球上陸地の面積 134 億Ha
うち森林面積(人類出現前) 50 %
(20世紀当初) 35 %
(21世紀当初) 30 %
(2020年頃) 15 % この加速度心配です。
借手は都道府県の森林公社、保証人は各都道府県。貸手の森林公庫は政府系金融機関。政府系金融機関の統廃合・再編が議論されるさなか、「ここにもこんな大きい借金が」という論調で掲載されてる。
まず今の国の森林行政が立ち行かなくなってることが読み取れる。4,400億の借金は国か都道府県が税金を使って穴埋めすることは可能だろう。(公社に返済を要求するのは全く無理。商売にならないのだから)
しかし、本当の問題は「現状の解決」ではなく、「これからどうするか」なのです。「金」の問題ではなく、私たちの「生活」の問題と捉えなければいけないでしょう。「森なし」では我々の生活は成り立ちません。「どう森を取り戻し、維持していくか」を早急に決める必要があるのです。打った手がその効果を発揮するのに30年、50年かかる問題なのです。逆に考えると、遅れた分それ以上の負担を強いられる問題です。自分たちの基本的な問題だと考えようではないですか。
東京の石原知事が「50年がかりの事業。とりあえず10年間の事業費として250億を見込む」として動きだしました。国も各都道府県も早く施策を出していただきたいものです。
ちなみにこんな数字があります。
地球上陸地の面積 134 億Ha
うち森林面積(人類出現前) 50 %
(20世紀当初) 35 %
(21世紀当初) 30 %
(2020年頃) 15 % この加速度心配です。
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