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米 高騰

2025年04月09日 11時25分07秒 | 国を憂う
今朝 石破さんと江藤農水相が検討の結果、米高騰対策として「今年の新米が市場に出てくるまで毎月政府備蓄米を放出する」と新方針を出した。
数日前スーパーで米の小売価格をみた。「新之助」の5kgが5000円超えててカミさんと大きなショックを受けたばかり。半年前は2300円ほどだった米。普通の庶民米で5000円超えてる売価を見たのは初めて。政府の当初方針「備蓄米21tの放出」は実施済みのこの時期にだ。政府の調査でもここ数ヶ月 対前月で下がった月はなく、毎月高くなってるのが実態。
政府が慌てて新しい対策を打ってきたということですね。
今の一連の異常 僕はこう考えてる。 根本的に生産能力が需要を満たせなくなってる。しかし生産者がいない、米を作れる田圃が少なくなってる。田圃を再生しようとしても簡単には再生できないのが現実。これが実態で、市場では「国産米の不足は数年は続く」と踏んでるんですよ。なのに政府はあくまでも「今年に限った需給の不均衡。 備蓄米の適切な放出で解消される」との対応に固執してる。
行政ともあろうものが実態を読み切れてないはずがないと考えます。しかし真の原因を公にすることは自分たちのこれまでの「米行政」の失敗を語ることになる。それはできないのでなんとか誤魔化したい というのが本当ところなんじゃないでしょうか。
抜本的な解決策にならない「備蓄米放出作戦」も 政府が真の原因を語り、長期視野での対策を作らない限り、市場に見透かされてて、その限られた効果さえ発揮できないんじゃないかな。
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