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この手もあるか

2024年06月09日 08時40分49秒 | 旧墓•新墓
新しい墓を準備してる話は何度か書いてきた。そしてその墓石に「楽」という文字を彫むつもりも書いた。 振り返ったらこのBLOGの4/20に試作中の写真をあげてましたね。
その後 墓の場所が決まり、墓石の石材、デザインが決まって、もう残るは「楽」のデザインだけということに。 でもこればっかりはそう簡単にはね。
いろいろ俗世の欲が走るじゃないですか。 もう100枚以上書いたろうな。 最初は書道的に「美しい字」を書いてみたが、所詮無理。素養が無いもの。 返って「滑稽」になっちゃう。
「楽」に「滑稽」が滲んだのでは方向が違う。 そこで行き着いたのは単純に「僕らしい楽」。その字を見た時に僕の何かを思い出してもらえるようなもの。
数日前 最終シリーズ(と思ってる)を書いて、6枚の候補にしぼった。  
白い大きな台紙がありますが、これが墓石の字を刻む面と同じ大きさ。 ここに置いて、バランスもみてます。ただし、石が黒っぽくて、字がちょっとグレーっぽく出るはずなので、視覚的には反転させないといけない。それと筆ゆえに出るかすれ、濃淡は表現されないことも考慮しないと・・・・。 難しいね。 まっ ここすらも楽しんでるんだが。
そしてこんな手があることに気づいて、世界を広げたんです。写真に写ってる字、何枚かは書いた紙を裏から見てるんです。「楽」が左右対称な字だから可能で、書いたのでは出てこない雰囲気になるのが面白い、というか「楽」しい。
まっ僕らしいんじゃないかと思ってるんですが。 もうこんなところですよ。
コメント
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