goo blog サービス終了のお知らせ 

炊飯器が壊れた

2015年01月21日 13時58分50秒 | つれづれなるままに
      

何年使ってきたのだろう? 本体の裏には「99年製」とシールが貼ってある。その炊飯器がストライキを起こした。
1年以上も前から液晶表示の一部が壊れてた。「0」が「||」と表示される。これでもちょっと頭使えば対応できるので、こっちの頭の体操くらいに考えて使ってきた。
昨年末頃からプラグをコンセントに刺しても電気が通じない現象が時々出るようになった。プラグを刺し直しするとだいたい直った。プラグから本体に通じる電線に故障があるらしいとは推測してた。
それが2日前、炊き上がり昼12時で予約しておいたのに、通電が切れて炊けなかったのだ。来たか、だめかな?

だめ元だし、こういうリール巻き込み型の通電装置ってどうなってるかも見たいので分解してみた。リールの中心は回転するわけだから、回転部の電線は直結は無理。なるほど、こうなってるのか。
リール側は1電極に2本の銅製の爪がでてる。それが固定側の中心にある銅製の円板に接触して回転してるのだ。電極2つだから円板も2つあるわけだ。
銅製の爪と銅製の円板は「面接触」になるよう作ってあるが、劣化してくると「点接触」になっていくのだろう。発熱するのも想像できる。2つの円板の絶縁するためのプラスティック材もしっかり作られてるが、熱で変形もするだろう。

今回の故障はプラスティック材の変形も重なり、爪と円盤の接触不良が原因だろう。この程度なら爪の接触力を大きくすることで利用可能とは思う。でも発熱から出火もこわいので廃棄し、新規購入することにした。
機械を分解して研究、探索するのっていくつになってもおもしろいね。くだらんことでも賢こくなったように感じるからな。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする