賛否を決めて表明しよう

2014年06月21日 12時15分00秒 | 国を憂う
安倍政権はまた政策を悪い方に変えてきた。今度は「集団安全保障」での武力行使を言い出した。
要するに一番根っこのところにある思想は
 ・自衛隊を国軍化し、
 ・地球上のあらゆる紛争に「私は世界の警察」ぶって出て行きたい。
 ・こうすることで、「地球上に日本有り」といい恰好をしたい。
こういうことなんでしょう。「国民の生活、安全、幸福・・・」というのは偽善でしかない。だまされてはいけない。

この半年、政策の変遷を振り返ってみてほしい。ひとつの政策を打ち出す。その反応、状況を観る。分が悪いと内容または文言を変更する。当然受け入れられる方向で。「限定的に」なんていうのはその常套手段。そこで状況に好転がみられると内容を追加するか元に戻してくる。今は公明党が「集団的自衛権」に少し傾いてくれたので、じゃとばかりに「集団安全保障」を追加してきた。
「国民の生活」が第一なら最初っから確固たる形、内容の提示ができたはず。ぶれずにその理を整然と説けたはず。
こんな姑息な手段を使って、70年守ってきた「国の形」を変えようとしている。上に書いた「根っこにある思想の国」に。
政策の中味もだめ、進め方もだめ、要するに政策じゃないんだ。安倍さんのマスターベーションなんです。

世論調査を見ると25%の賛成、25%の反対、50%の「解らない」が現状のようだ。
ことここに至ってはもう「解らない」は許されないと思う。「解らない」んじゃない。「考えてない」んだ。必ず自分の生活を左右してくる話なんだ。逃げてはだめだ。今知ってること、思ってることの範囲で賛成反対を表明する義務があるんじゃないか。
僕の考えが正しい、僕に賛成しろと言うつもりはない。僕の意思表明でしかない。
国民の総意が安倍さんを後押しするならあまんじて受けよう。他方70%が「反対」、「賛成」が30%となればごり押しを止める力になるだろう。
「安倍さんの暴走」を止める手段はこれしかないと考えるのだが。
コメント (3)
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