他人事じゃまずい

とうとう沖縄県民が動き出し、県知事、市長もあっち側についちゃった。政府が迷走してる間にあっちは組織力をつけてきた感です。沖縄県民が置かれてる、置かれてきた状況を考えれば当然ですよね。
一方政府はこれでますます混迷の度を高めるでしょうね。今以上の無残な状態が予想されます。指導力不足ははなはだしく、見通しはあまく、八方美人であり過ぎる首相がどう始末するのか。

と言って他人事にして見物人でいていいのだろうか。国の安全、ずばり言えば貴方の僕の身の安全にかかわる問題ですよね。国の安全保障を他人まかせにしてきたことは事実だと思います。米国と密約までかわして安全の保障を取り付けてきた国民であることも事実です。
僕にもどうしたらいいのかわかりません。でも今の混沌とした状況を改善する手段は鳩山さんがじゃなく、国民が安全保障に関して米国との関係をどうするかを考え、それぞれが自分の考えを持ち、覚悟することじゃないでしょうか。自力でがんばるのか、他人の力を借りるのか。他人に頼るなら相応の協力は要求されて当然です。相応の協力＝基地の提供だけでもないだろうし。
30年位の時間軸の中でどうしたらいいか考えてみようと思います。
今となっては遅いのですが、鳩山さんは普天間の問題に手をつける前に国の安全保障に関する国民的議論をやるべきだったのではないでしょうか。