4月15日に「フジテレビの暴挙」を挙げました。その後の動きについてSさんから報告がありました。以下そのコピーをのせ、御協力いただいた方々へ報告します。
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天然記念物山高神代桜の立ち入り禁止区域に入って歌番組の制作録画をしたフジテレビの暴挙については4月15日の日記に書き込み、関係先への問題提起について多くの人々に協力して頂きました
その後関係先とメールや電話でいろいろとやり取りがあり、最終的に管理責任者の市教育委員会が利用管理基準を作り立ち入り禁止を徹底するという良い方向で収束出来ました
この件に関して関係先へ問題提起をしてご協力頂いた方々に感謝します有り難うございました
これからも皆の力でこの貴重な財産を守り次世代につないで行きましょう
[結論]
昨日、北杜市教育委員会進藤次長と電話で話しをして、天然記念物の管理責任者である教育委員会として、神代桜の立ち入り禁止区域への立ち入り許可を含む利用管理基準について、以下のような再発防止策を実行することを確認しました
1)北杜市内の天然記念物等の文化財の利用管理基準が無いため問題が起こったので,これを機会に文化財利用管理基準を策定する
2)神代桜に関しては学術研究目的を除き、立ち入り禁止区域への立ち入りは禁止する
3)早急に利用管理基準を策定し市のホームページや広報ほくとに開示し、徹底する
今回の問題提起は関係先を誹謗中傷するのが目的ではなく同じような事態の再発防止が目的だったので、教育委員会の対策案が早急に実行されればその目的を達することが出来ると考えています
[関係先の考え方]
この結論至る間の関係先とのやり取りの中で示された関係先の考え方は次の通りでした
1)北杜市教育委員会
市長への手紙への回答として送られて来た下記の参考資料の通り
2)フジテレビ 「桑田佳祐の音楽寅さん」プロデューサー 佐々木将氏
最初に実相寺に対して番組の制作意図と撮影内容を説明して許可を貰い、その際「北杜市教育委員会の許可も必要」との指導を貰ったので,教育委員会に対して書面で申請し許可を得た
許可条件を遵守して撮影を行ったが、神代桜を大切に思われる周辺の方々の心証を害してしまった事に関して、配慮が行き渡らなかった点を受け止めてお詫び申し上げます。
3)実相寺
天然記念物なので柵の取り外しの許可に関しては市の教育委員会にお尋ねください
[参考資料] 市長への手紙に対する教育委員会からの回答書
晩春の候、重田様には益々御清栄のこととお喜び申し上げます。
「フジテレビによる神代ザクラ前での番組製作の許可について」の電子メールを拝見しました。この件につきましては、市長からの指示がありましたので、教育委員会からお答えします。
山高神代ザクラにつきましては所有者が実相寺で、管理は北杜市が当たっています。従いまして北杜市教育委員会として今回の許可をいたしました。
一般的にこのような許可は指定された樹木の樹勢に影響がないか、あるいは見学者に影響を及ぼさないかということで判断します。今回の申し出はライトアップはするものの、離れた位置から最小限に抑えること、柵の中に入る人数も1∼2名に抑えるというものでした。ライトアップにつきましては数日間に及ぶものではなかった点で樹勢に与える影響は全くないとは言い切れませんが、影響があるにしても軽微であるだろうこと、柵内に入る人数にしましても日常の草刈りをする際などを参考にすると影響はないものと判断しました。
また、県教育委員会とも事前に協議し、同様の見解をいただいています。ライトアップにつきましては平成12年に他局で前例があります。歌番組の収録で柵内に入ったこともご指摘のとおりありました。このような前例があるため、今回の申し出を拒む積極的な根拠が示せなかったことにより今回の収録を許可いたしました。
山高神代ザクラにつきましてはご存知のとおり、迂回路を設けた上で大規模に土壌を入れ替える等の樹勢回復事業が終了したばかりです。上記のような理由はあるにしろ、市民のみなさまにマスコミだけを優遇しているような誤解を招いたことは事実ですし、また、樹勢回復事業が一応収束したとはいえまだまだ回復途上であること等を考慮すると慎重な対応が必要でありました。今後につきましては早期にこのような利用の申し出に対する基準を設け、適正な管理を行うよう努めてまいります。
終わりに、重田様のご健勝をお祈り申し上げ、回答とさせていただきます。
平成21年 4 月21日
北杜市教育委員会次長 進藤芳彦
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天然記念物山高神代桜の立ち入り禁止区域に入って歌番組の制作録画をしたフジテレビの暴挙については4月15日の日記に書き込み、関係先への問題提起について多くの人々に協力して頂きました
その後関係先とメールや電話でいろいろとやり取りがあり、最終的に管理責任者の市教育委員会が利用管理基準を作り立ち入り禁止を徹底するという良い方向で収束出来ました
この件に関して関係先へ問題提起をしてご協力頂いた方々に感謝します有り難うございました
これからも皆の力でこの貴重な財産を守り次世代につないで行きましょう
[結論]
昨日、北杜市教育委員会進藤次長と電話で話しをして、天然記念物の管理責任者である教育委員会として、神代桜の立ち入り禁止区域への立ち入り許可を含む利用管理基準について、以下のような再発防止策を実行することを確認しました
1)北杜市内の天然記念物等の文化財の利用管理基準が無いため問題が起こったので,これを機会に文化財利用管理基準を策定する
2)神代桜に関しては学術研究目的を除き、立ち入り禁止区域への立ち入りは禁止する
3)早急に利用管理基準を策定し市のホームページや広報ほくとに開示し、徹底する
今回の問題提起は関係先を誹謗中傷するのが目的ではなく同じような事態の再発防止が目的だったので、教育委員会の対策案が早急に実行されればその目的を達することが出来ると考えています
[関係先の考え方]
この結論至る間の関係先とのやり取りの中で示された関係先の考え方は次の通りでした
1)北杜市教育委員会
市長への手紙への回答として送られて来た下記の参考資料の通り
2)フジテレビ 「桑田佳祐の音楽寅さん」プロデューサー 佐々木将氏
最初に実相寺に対して番組の制作意図と撮影内容を説明して許可を貰い、その際「北杜市教育委員会の許可も必要」との指導を貰ったので,教育委員会に対して書面で申請し許可を得た
許可条件を遵守して撮影を行ったが、神代桜を大切に思われる周辺の方々の心証を害してしまった事に関して、配慮が行き渡らなかった点を受け止めてお詫び申し上げます。
3)実相寺
天然記念物なので柵の取り外しの許可に関しては市の教育委員会にお尋ねください
[参考資料] 市長への手紙に対する教育委員会からの回答書
晩春の候、重田様には益々御清栄のこととお喜び申し上げます。
「フジテレビによる神代ザクラ前での番組製作の許可について」の電子メールを拝見しました。この件につきましては、市長からの指示がありましたので、教育委員会からお答えします。
山高神代ザクラにつきましては所有者が実相寺で、管理は北杜市が当たっています。従いまして北杜市教育委員会として今回の許可をいたしました。
一般的にこのような許可は指定された樹木の樹勢に影響がないか、あるいは見学者に影響を及ぼさないかということで判断します。今回の申し出はライトアップはするものの、離れた位置から最小限に抑えること、柵の中に入る人数も1∼2名に抑えるというものでした。ライトアップにつきましては数日間に及ぶものではなかった点で樹勢に与える影響は全くないとは言い切れませんが、影響があるにしても軽微であるだろうこと、柵内に入る人数にしましても日常の草刈りをする際などを参考にすると影響はないものと判断しました。
また、県教育委員会とも事前に協議し、同様の見解をいただいています。ライトアップにつきましては平成12年に他局で前例があります。歌番組の収録で柵内に入ったこともご指摘のとおりありました。このような前例があるため、今回の申し出を拒む積極的な根拠が示せなかったことにより今回の収録を許可いたしました。
山高神代ザクラにつきましてはご存知のとおり、迂回路を設けた上で大規模に土壌を入れ替える等の樹勢回復事業が終了したばかりです。上記のような理由はあるにしろ、市民のみなさまにマスコミだけを優遇しているような誤解を招いたことは事実ですし、また、樹勢回復事業が一応収束したとはいえまだまだ回復途上であること等を考慮すると慎重な対応が必要でありました。今後につきましては早期にこのような利用の申し出に対する基準を設け、適正な管理を行うよう努めてまいります。
終わりに、重田様のご健勝をお祈り申し上げ、回答とさせていただきます。
平成21年 4 月21日
北杜市教育委員会次長 進藤芳彦
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