カワセミ側溝から(旧続・中岳龍頭望)

好きな言葉は「のこのこ」。好きなラジオ中継「相撲」。ちょっと苦手「煮た南瓜」。影響受けやすいけど、すぐ忘れます。

ゾンビが生きていける環境のいい国

2010-11-12 | HORROR

 TPPに賛成か反対かは踏み絵のような感じになっている。日本国民の利益を守る観点から賛成できない人がいるはずはないようにも感じられるが、圧倒的多数より政治的に絶対的な力を持っている業界の圧力があって、日本の内部で固まってしまっている状態のようだ。結局日本の特殊で弱すぎる産業である農業を切れるかどうかという問題ということになっている。
 僕も米を作っているので、今の米の売価が4分の1だとか5分の1になるかもしれないと聞くと、単に大変だというより、ケンシロウから「おまえはすでに死んでいる」と言われているのに等しい衝撃があるのは確かである。しかし、そういう僕であっても、そのために日本が沈没していいとはどうしても思えない。もう持ちこたえることに意味があるなんてことをいい続けることに、いったい何の意味があるというのだろう。
 しかしながら、TPPの実現は日本の農業を確実に殺すことになるだろう。もちろんそのことをもっと正確に表現するならば、今の農業を殺すということなのであって、死んだあとに農業が滅びるわけではないということも同時に言えるのだと思う。今生きている日本の農業は、実はケンシロウに言われるまでもなく既に死んでいる訳で、それでも生きたふりをしているという意味では、すでにゾンビなのである。ゾンビ映画を見ていると、多くの場合ゾンビに噛みつかれた人は、同じようなゾンビになるらしい。ゾンビと共存するには、同じようにゾンビになるしかない訳で、生きている皆さんが判断していいとは思うけど、お望みならいつでも噛みついてあげます、というのが農業政策の主張だろう。それに喜んで賛成しているのが政治家だということである。実に美しい人類愛(もしくは隣人愛)である。
 という訳で、来春までにもしかしてこの問題が日本だけ見送られることがある可能性はあるだろうにせよ(それも残念ながらその確率は高そうだが)、いつまでも見送られ続ければさらにゾンビが増えるだけのことで、本当に人間という人類が生きているのであれば、そして賢明さに目覚めることがあるとするのであれば、最終的には決断をするだろうことは目に見えているのだと思う。つまり、今はただ不毛な時間を過ごしているだけのことなのだ。
 もしくは本当にみんなゾンビとして生きていくつもりなんだろうか。いや、日本人ならそういうことを考えかねない。みんなゾンビになるんなら、それもまた仕方ないとでもいうのか。ありうるだけに恐ろしい将来像である。
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今度は絵描きになるらしい

2010-11-12 | 雑記
新庄剛志、絵描きになると言い残して南の島に消えた

 こうした天然さをもてはやして引き立てたんだから、これをいいこととしなくては嘘つきだと思う。このような生き方が現代人に必要だと言っていたのは誰だ。

 とはいえ、有名人が画家になるのは合理的だと思う。絵の価値なんてものは欲しい人が買うという一点だけだと思う。その絵が良いか悪いかということを問題にするのは、そう思っている人が決められればいいだけのことだ。分からない人に限ってひとの評価を基準にしたりする。それこそが問題外と言わねばならない。新庄が絵書きとして成功するかしないか。それは彼が実際に絵を描いて売るか売らないかだけの話だけだろう。賞をとるかとらないかというのは、有名でない人に対する広報のようなものにすぎないのだから。
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赤目四十八瀧心中未遂

2010-11-11 | 映画
赤目四十八瀧心中未遂/荒戸源次郎監督

 正直言ってなんじゃこりゃ、という作品。ずっと冗談だと思いながら観ていて、だんだんこれは本気なんだと分かっていった。しかしながら不思議に面白いので、ついついこちらも本気になってしまうような気がする。つまるところ何が何だか分からないままではあるんだが、悲しい物語である。
 生きるのがつらい人たちというのはそれなりにいるのだと思う。それも個人的な問題を越えて社会的に生きづらい。自分を偽るならば一般のいわゆるシャバでも生きていけるのかもしれないが、自分にしみついている本性を隠し通して生きるのも、またどうしようもなくつらいのかもしれない。そういう人が集まっていく場所があるようで、それがここでは尼崎ということなのだろう。
 いまどきこんなアパートがあるんかいな、というような見事な共同便所のはきだめのようなところに、得体のしれない連中が住み着いている。つまるところ主人公は世の中から身を隠すようにこの世界に入り込んでしまうのだが、いつまでも居心地が悪いわけでもなさそうだ。臓物を串に刺すという仕事だって、その部屋の中で、いわば内職として出来る訳で、それなりに大変なんだろうけれど、よく考えると楽チンだ。人にもよるのだろうけど、営業や呼び込みなんかをやるよりずっと気楽であるのは確かだろう。
 人と密接なかかわりを持ちたくない人たちが集まって、妙なバランス感覚で身を寄せ合って、しかしどういう訳か信頼が厚いらしい。暴力や裏や欲望関係の仕事を受けて生計を立てている人ばかりのようで、本当に必要なのかどうかも怪しいのだけれど、しかしどこかでやはりその社会では必要な人たちとも言えて、人間の奥深さも感じられる。訳の分からない人も、また謎めいてはいるがサザエさん一家のように秘密の無い付き合いをしているようであって、主人公は本当に仲間ではないから知らされていないだけの話であって、他の人たちはしっかりと連携し合って秘密が無いらしいことが段々と分かっていく。つまり社会がものすごく狭いらしい。狭いからそれぞれの行動が運命的に自然に絡み合ってしまう。そうすると一人としてその世界から抜けられなくなるようなのである。
 そういう社会だから、抜け出すにはやはり外部の人の力が必要だということなんだろう。結果的に道連れにすることで、死ぬことで、この世界から足を洗うという方法を選ぼうとしたのかもしれない。主人公もそれを分かりながら、しかしその女の魅力に取りつかれている自分自身にあらがうことができない。死んでもいいんだが、しかし本当に自分の意志では死んでいいと踏ん切りがついているわけではないのだろう。
 変なお話ではあるが、妙に力の入った不思議な魅力に満ちている。怖いけれど取りつかれていく男のサガも何となく納得がいくように描かれている。これで本当に救われるのかは疑問だけれど、少なくとも生きづらさと付き合う仕方のなさのようなものは、納得できてしまうのではないだろうか。
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ゴキブリ退治で作業場全焼

2010-11-11 | 時事
作業場全焼、ゴキブリ退治で火 燃えたまま逃げ回り引火

 素直にバルサン炊いた方がよかったと思います。
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女の人は大変だと思いました

2010-11-10 | 音楽
Amy Winehouse - Back To Black


 三校区講演会で子宮頚がんと乳がん予防のお話をうかがう。
 ウイルスで癌になるなんて世の中も変わったもんだなあと思う。いろんな事が分かるというのは歓迎すべきことではあるが、新たな脅威が分かるというので危険がかえって増すような心情に陥るのはどうなのか。実は錯覚にすぎないわけなのだが…。
 ヒト・パピローマ・ウイルス(HPV)というのは性交によって膣内に感染するということなのだが、それじゃあそういうウイルスを持っている男が悪いんじゃないかということではなくて、そこらじゅうにたくさんあるものが男性を介して感染するということなんだそうです。こういう問題は何かと男側に旗色が悪い予感がするものだけど、そうじゃないということが分かっただけでも収穫かもしれない。

Amy Winehouse - Rehab


 乳がんについてはマンモグラフィの検査がもっと痛くなければ何とかなりそうな気がしないではなかった。
 いくらボリュームの無い人であっても市民病院で今まで検査できなかった人は居ないので安心してどうぞ、というアナウンスだったのだけど、それじゃあ検査できなかった第一号には絶対なりたくない、とおっしゃる人がいて、それなりにウケました。

Amy Winehouse - You Know I\'m No Good


 何故か最近はエイミーさんがいいなあと思って。
 ふだんは絶対近づかないタイプの人なんだけど、歌はかっこいいです。なんといっても上手いですよね。まだ若いだろうに、凄いもんであります。

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意図的にスルーする人が多そうなので

2010-11-10 | 時事
13年以降にミニ氷河期?

 もう、ふーん、としか言いようがないです。まあ、こういう予想は反応する人によるというだけのことなんでしょうけどね。僕としてはどっちもどうなんだかということを言っているにすぎないだけで、どうも勘違いする人が出てくるようなのです。政治に介入せず平和に暮らしたいものです。
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ロッテンマイヤーさんに捧ぐ店(かな)

2010-11-09 | 雑記
おばあちゃんメイドカフェ

 最初意味が分からなかったけど、そういう遊びが楽しいというのは分からないでは無い。これが健全かどうかというとかえって疑問が無いでは無いが、洒落として楽しむ店なのだろう。考えようによってはこのような展開はいろいろ応用ができそうで、モノを売るとかサービスとかいうことは、結局こういう感じの展開がありなのかもしれない。

 ところで僕はロッテンマイヤーさんのおかげでハイジの本名がアーデルハイドである(ハイジは略)ことを知ったし、さらにアーデルハイドがドイツ語の発音なので英語読みでエーデルワイスという花の名前だということを知った。ハイジはあのエーデルワイスという花の名前を持っているというのが、なんだか感動的だった。まあ、日本だとスミレさんだとかユリちゃんのようなものなんだろうけど。

追伸:気になって調べてみると必ずしもエーデルワイスという意味では無いらしいですね。あの時代にそのように僕に教えてくれた人があったんだろうか。かなりうろ覚えの記憶ですんません。
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アリジゴク、おしっこする

2010-11-08 | 時事
アリジゴク、おしっこする

 なんかものすごい発見のような気がする。まさに意外な落とし穴だったのかもしれない。子供だから話題になったが、このような発見の余地はまだまだ残されているということが何より凄いのである。
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須磨学園が来た

2010-11-08 | 時事
須磨学園二年連続アベックV

 西脇工業を振り切ってきましたね。タイムも凄いです。
 今のところ鹿児島実が次に続くタイムをたたき出しているけど、本当に二強なのかは分からない。仙台育英、青森山田の東北勢、いつものところで佐久長聖、世羅なんかも不気味な存在かも。九州学園も侮れない存在感がある。
 高校生はあと一か月でも化けますからね。またはその逆に調子を落としたりすることもあるから気が抜けません。

 もちろん生で見るに越したこと無いけど、箱根のことも考えるとレコーダー買うべきかもしれない。
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引退する時期を逸したのだろうか

2010-11-07 | 時事
学科試験不合格、足利市議無免許運転

 82才でもお元気で働ける人はいるとは思う。しかしこの御仁には無理なんだと思われます。
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相手を読むのは苦手です

2010-11-06 | 時事
露のシグナル見逃す

 そうかもしれないなとは薄々感じてはいた。最近まではあちらさんは対話したがっていたのは確かだろう。二島返還という日本には承服できない形であろうことは予想できるが、四島返還だけの主張で返ってくる公算はたぶんゼロだろう。結局日本は対話できない国なんだよな、と思う。それで良いということなら、まあ、いいけど。

 それにしてもニュースは尖閣ビデオ一色だな。テレビがyou tubeの映像ばっかり流しているというのも、かなり皮肉な感じである。こういう特ダネってすでに既存の報道機関は解説するという役割しか残されていないようにも感じる。もっとも今は威勢良いことを言ったもん勝ちの状況なので、なるべくタカっぽい人の需要が高まっている。結局国内問題なんだよな。日本、せまっ。
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結局情けなさと、緊張

2010-11-05 | 時事
 検診受けている待合場所で尖閣流出ビデオのニュースを見た。喜んでいる人と怒っている人といるようだった。大方の人はこういう形であるにせよビデオが流れたことはとりあえず歓迎している空気はある。国民的にはホントに頭に来てたわけで…。漁船が悪いのは明らかというほど船というのは明らかに見えない動きであるにせよ、日本語の分かる日本人には背景となる言葉が分かるので、やっぱそうなんだという感じだけは伝わる内容だ。
 しかしながらやはりどうして流出したのかというのは確かに問題で、国家レベルの機密ということであればこのようなことになってしまう国のレベルにはかなり問題があるという露呈ではある。大丈夫なんかいな、と心配になって呆れている人が多いもの確かだろう。この程度じゃ、たとえば日本の軍事的な機密なんてほとんど海外に筒抜けなんじゃなかろうか。
 もう一つ密かに心配なのは、第二のフジタ事件が起こる可能性と緊張が高まっていると考えた方がいいことだ。中国に駐留している日本人には相当なストレスが高まっているのではないか。とにかくひとりで行動するのは危ない。今度はそう簡単に釈放されないかもしれないし、下手をすると簡単に死刑になるかもしれない。もしそうなっても、おそらく日本は何にもしないだろう。
 考えずぎであることを祈るばかりである。
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渡部陽一が普通に喋っている件について

2010-11-04 | 雑記
渡部陽一が普通に喋っている件について


 戦場にいるうちに確実にしゃべるようになったとか…。
 モノマネしやすい人として重宝するということはあるかもしれない。街中で彼の真似する人を何人も見たことがあるのだ。単に酔って似てくるのかもしれないけど。
 戦略的だとしても、なかなかしたたかでいいんじゃないでしょうか。なんとなく憎めないキャラクターではありますもんね。
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ゴミから現金抜き取り

2010-11-04 | 時事
ゴミから現金抜き取り、河川事務所職員の過半数

 なるほど、エコの精神ですね。
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ダムをよじ登るヤギさんたち

2010-11-04 | 雑記
ダムをよじ登るヤギ

 写真では分かりづらいけど、確かに斜面にヤギが立っているようだ。それもたくさん。
 なんか、たくましいなあ、と思います。登っただけでどうなるということでもないのかもしれないけど、ちょっとした冒険家みたいで、でも単に自己満足でもないようで、偉いもんだなあと思った次第。理由が分かんないから凄味があるんでしょうかね。
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