パソコンというのは、何か定期的に具合の悪くなることがあるようで、いつものように操作しているはずなのに、いつものようには動かないということをする。おや、と思ってその不具合を何とかしようと奮闘していると、今やっている作業自体に大きな支障を伴うことになる。データが消えたり、見失ったり、さらにはずいぶん元に戻ってしまったり。
先日もそんな風に何故だかネットがまったく反応しなくなり、前日にメールで資料を送ると先方からの約束があったのだが、とにかく開けない。問い合わせようとしたら、固定電話の方も動いていないという。まずは復旧させるために、業者は既に呼んであるという。人が多く出勤しだしてあわただしくなってきて、もうどうにもならんという声も聞こえる。朝からメールなどの確認をしたい人は、僕だけではないらしい。そういえばと携帯でメールを開こうとしたが、どこかのアドレスを経由して転送されるシステムになっているらしく、添付内容を見ることができない。セキュリティの問題かもしれないが、それ以前に破綻したシステムだ。しかし慌てた業者が説明する内容を聞くと、バックアップ電源のバッテリーに問題があるという。では取り外せというと、設置した業者と云々と訳の分からないことを言うので、要するに責任取りたくないので別の業者を呼べ、ということか。間に入った機械なら、外せるのではないかと聞くと、たぶんそうでしょうという。機械の設置している場所に行くと、点滅等動かないものが転がっていて、事務員がコードを外して再起動させたら復旧した。
これはリース契約か何かだったと思い出し、業者に連絡すると、そのバックアップ用のバッテリーはサービスでつけさせてもらったもので、故障した場合は保証の対象ではないという。新たに月々8,000円上乗せしたうえで契約をやり直す必要があります、という。なんだか聞いていて腹が立ってきたので、もうそんな契約の話なんて聞きたくない、と吐き捨てて、今後はしばらくバックアップなど必要ないということにして、とりあえず動いているシステムに任せて仕事を続けることにする。
そういうやり取りをしていてハタと気付くと、既に午前も終わりそうだ。慌ててメールを開いて資料を見ようとすると、90頁を超える大部のものだった。これではらちがあかんということで先方に電話して大まかな内容を聞いて、それではとりあえずこれで行きましょう、という。こんなものを直近で確認を済ませてすぐに返事をするなんてことが、そもそも無理だったのではなかろうか。なんだかはめられたような気もしないではないが、その労力がそがれたぶん、他の仕事に労力を回すべきであろう。
という事で、切り替えるしかありませんね。がんばります。