カワセミ側溝から(旧続・中岳龍頭望)

好きな言葉は「のこのこ」。好きなラジオ中継「相撲」。ちょっと苦手「煮た南瓜」。影響受けやすいけど、すぐ忘れます。

メスキートの薪とステーキ

2017-07-27 | 

 テレビでアメリカのステーキを食っているのを見た。たぶんテキサスなんだろうけど、車で何時間もかかる辺鄙な場所にもかかわらず、多くの客でにぎわっていた。旨いものの集客は凄まじい。
 肉自体はアンガス牛といわれるもので、特に特別では無いらしい。しかし肉に独特な匂いがついた絶品牛のバーベキューステーキが売りらしい。
 調理には種も仕掛けも無くて、特に重要なのはメスキートと言われる薪を使っているとのこと。メスキートは豆の木らしいが、乾燥した土地に育ち、6メートルほどになるという。この木を薪にするのだが、何年も乾燥させたものを使うことが大切という。火加減は肉にキスする程度。焼け具合を直接手で触って確かめて、デリケートに焼いていくようだ。炭と違って薪だから、火加減が難しいのかもしれない。
 ググってみると、キャンプ用の薪として普通に輸入物が手に入るようだ。キャンプの薪として人気があるようだ。特に調理用ということでは無くて、キャンプファイヤーとして人気があるのかもしれない。やっぱり調理には、炭の方が火力が安定している。アメリカのステーキ屋の薪は、やはり乾燥のさせ方に特徴があったのだろう。
 しかしながら僕は、あんまりレアというのが得意でない。あちらの肉にはうま味が多いというが、赤みが多く分厚いステーキは、やっぱり歯が丈夫でなければいけないような気もする。日本の肉牛が何もかも最高とまでは思わないが、やはりその値段の違いくらいは、旨さに差があるようにも思う。確かに脂が多すぎるので、ドッカリ来てたくさん食べられる訳では無いが。
 しかしまあ、年に一度くらいは、奮発してステーキを食いたいとは思うようだ。そして希望としては少しくらいガッツリ食いたい。そのためにアメリカまで行きたいとまでは思わないけど、メスキートの薪は、なんとなく気になったのだった。
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