カワセミ側溝から(旧続・中岳龍頭望)

好きな言葉は「のこのこ」。好きなラジオ中継「相撲」。ちょっと苦手「煮た南瓜」。影響受けやすいけど、すぐ忘れます。

ある仮説の話

2012-08-28 | 掲示板

 風呂に入っていて何かアイディアというか、ちょっと思い出したり、風呂から出た後に絶対メモしなくては! と思うことは多い。多い、と書いたけど、それが何だったのか覚えていることは実に少ない。タオルで髪をゴシゴシ拭いて、体も拭いて、パンツを履いて体重計の上に乗って、フムフム今日は○○kだ、と思ったところで、「あっ」と風呂で考えていたはずのことを思い出そうとしても、大抵手遅れだ。どういう訳か、本当にぜんぜん思いだせない。これってものすごく不思議だが、あれだけ強いインパクトを持ってあがったらメモしようと思っていた意志さえ、すっかり忘れてしまっているのだ。
 そういうことの部類の一つなんだと思うが、僕は風呂に入っているときについでに髭を剃ることが多い。そうして髭を剃りだして「あっ」と気づくことも多い。「剃刀の刃を替えなくちゃならなかったんだ!」という事実に。
 剃りづらくなった刃で髭を剃ると、しばらくはチクチク痛い。そういう思いをしながら、替え刃のタイミングはなかなか思い出せないものなのだ。
 風呂の中で思い出したり、メモしなくてはと思うような「何か」は、そうやって繰り返し後悔している類のことが多いのではなかろうか。それは「剃刀仮説」という僕の謎に分類することにしよう。
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