カワセミ側溝から(旧続・中岳龍頭望)

好きな言葉は「のこのこ」。好きなラジオ中継「相撲」。ちょっと苦手「煮た南瓜」。影響受けやすいけど、すぐ忘れます。

近寄らない方が身のためだゾ

2007-05-31 | 雑記

 午前中歯の歯石取り。出血多量。あちこちしみてつらい。
 僕の奥歯にある親知らずは、近年暴れに暴れて他の何本かの歯を犠牲にした。特に下の奥歯の両側二本はこやつらの所為で抜かれて無い。奥歯でモノも噛めないので非常に不便なのだけれど、ブリッジをかけたりしてもモノが詰まりやすい構造になってしまってよくないという歯医者の診断で放置されている。ところが今回この両側の親知らずが虫歯になっているという。機能していないしこの際に抜いた方がいい、という話を聞いているだけでクラクラとめまいがしてくる。そういう表情を察してか、次回(三ヵ月後)まで様子を見て決めましょう、と言ってもらえて、一気に生命を取り戻した。これを機会に今後は歯磨きもがんばろう、と思うだけは思った。だが、たぶん実行はむつかしいだろう。僕に習慣というような行動は似合わない。いや、似合わないという問題ではないけれど、毎日決まって何かをするなんて考えただけでも嫌気がする。そのくせ毎日酒は飲んでいるのだから自分でもそういう矛盾が謎である。

暑くて散歩は断念。読みさしの本を飛ばし読み。薄い本を一冊と読みかけだったけど見切って読了するもの二冊。
 いったんは感心しながら読んだ記憶があるのに、今は色あせた話題もある。ひとつは経済的なことも書いてある本で、やっぱり少し信用できないことが分かった。データのミスを発見したためである。ひとつこういうことがあると、内容すべて駄目な感じがする。この著者の本もいくつか読んだ記憶があるが、なんとなく残念だ。
 一方で、少し右よりかなと思って敬遠していた渡部昇一の本(「中国を永久に黙らせる100問100答」/WAC)はそれなりに面白かった。僕は南京の虐殺資料館(というのかな)にも行ったことがあるが、その施設で見た当時の毎日新聞の「百人斬り」の記事には本当に怒りを通り越してあきれ果てて悲しかったものである。しかしあれはヤラセだったといわれており、改めてその頃の自分はなんだったのかという気分だ。歴史の修正主義には困ったものだ。踊らされる個人の僕が可哀相である。しかしながら中国という国は、何万人という人が死んだか死ななかったかということさえ分からない変な国である。天安門事件ですら実際にあのように有ったのか無かったのかわらないという話も聞く。僕はその所為で途中で帰らされたり、ものすごく不安にさせられたりしたのだから、いまさら何なんだという怒りも強い。
 子供の頃に流行った森村誠一の「悪魔の飽食」の七三一部隊の話もウソらしい。一方でいや本当だ、という声もあるのだろうけれど、近代史というのは本当に厄介である。僕は違うところで生きていきたいものだと思う。20分ぐらいで読める軽い本なので、日頃報道に頭にきている人にはいい本だろうと思う。少なくとも僕の精神衛生上はよかった。そういう意味では右翼は気分がいいのだろう、というのもよく分かった。だからといって派手に暴れるのは止して欲しいが…。

 夜は夏越の部会。先輩にとっての夏越という視点は、ノスタルジーだけじゃなく実働として活かせるという意見は、ちょっとだけ心動かされそうになったが、本当に言うことを聞いて役割を任せると、結局「だから現役よがんばれ」という話に戻ることは必至であろう。ここは聞き流すより仕方がない。
 しかし、お守り籤の話はいい感じだと思う。ものすごく反対する分からず屋は必ずいることと思う(例えば、やっぱりTシャツがいいとか言い出すんだよね、必ず)が、やる価値はある。つかまらないように神に祈ろう。
 流れて最初にスナック。そして二次会は焼き肉。キムチは旨かったのだが、朝からつれあいには嫌われて困った。近づかれては困るときにまた食いに行こう。
コメント
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