カワセミ側溝から(旧続・中岳龍頭望)

好きな言葉は「のこのこ」。好きなラジオ中継「相撲」。ちょっと苦手「煮た南瓜」。影響受けやすいけど、すぐ忘れます。

温泉卓球(つながりないけど)

2007-05-07 | 雑記

 長男が部活で卓球部に入った。それでその腕を披露したいらしい。しかし連休中はどこも人が多い。後半は特に雨にたたられ、室内娯楽施設は人だかりである。二日前にバッティングセンターに行くと卓球待ちで一時間といわれ断念していた。僕もつれあいも人だかりがたぶんなにより嫌いである。出かけられないし、田舎にしか住めない。それで近所のなにやらしけた卓球看板が気になっていた。卓球300円と書いてある。なぜだか「おいでやす」と書いてある。シャッターが閉まっているが、スレート倉庫の中に卓球台がおいてあるらしいことは予想できる。むちゃくちゃ怪しい。しかし気になる。
 電話番号が書いてあるので電話してみた。今は飯を食いに行っているという。横の扉が少し空いているのでそこから勝手に入って、ブレーカーのスイッチを入れて卓球台を中央に出してやっていてもいいですよ、ということだった。そうすることにする。本当にただの倉庫で、車が一台止まっている。その脇に卓球台。棚にボールなどがある。ごそごそ引きずり出して勝手に遊ぶという感じ。なかなか愉快だ。
そのうちおじさんもやってきてフムフムと見学するような感じ。まあ、勝手にやってくれということだろう。「椅子も出して座るといいよ」といわれる。まあ、親切な人なのだろう。
 長男と対戦してみて、その動きになにより驚く。確かに卓球部員としてはまだまだなのだろうけれど、一週間部員になったばかりで見違えるように卓球スタイルが磨かれている。ボールに変な回転をかけてきたりする。失敗してくれるので何とかなったりするが、次に対戦するとたぶん相手にさえならないことだろう。この頃の上達はあっという間だ。もちろんこちらが低レベルだからだけれど、ともあれ驚きと共に嬉しくなった。
 レベルが同じくらいのつれあいとは激しいラリー。僕はつれあいよりは少しばかり卓球は下手だが、この日は彼女の調子が悪かったのだろう。連勝して気分がよかった。わはは。
 気持ちいい汗をかいて、はて、時間はどれぐらいかとおじさんに聞くと、何時間でもいいよ、という。もしやと思ったら、やはり卓球料金は一人300円とのことだった。表示は紛らわしいけれど、まあ、仕方がない。子供は150円で今回は900円なり。会員になると一月500円で何回でもできるという(子供はいくらか忘れた)。断然会員料金がお得であるけれど、会員にはならなかった。しかしこの場所は僕にとってはいい場所であった。こんないい加減な場所が増えるといいなあ、と心底から思ったのであった。
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温泉リゾート(近所)

2007-05-07 | 雑記

 今回はしっかり休んだという感じになった。僕なりによかった。
 連休最終日も重たい雲行き。この日だけは少し計画が練られ、近所の温泉へ行くことになっていた。御袋も連れて所要時間7,8分。近い。知っていたが改めて発見した感じである。
 客もまばら。爺さんとおじさんふたり。露天につかっているとウーン、ジャララと激しい音が響いて聞こえる。草払いの音である。仕方ないので唸る音を聞きながらゆっくりする。風情はそがれるが、仕事は大切である。面前の斜面を見ると田んぼに水が張られ、代掻きが済んでいる。田植えが間近である。そういえばウチの近所は水の下るのが例年より遅れるそうだ。まだ種まきも済んでいない。早くしたいようなしたくないような、けだるい気分だ。
 人が少ないのでサウナに入りたいという希望をかなえてやることにする。サウナは子供を嫌う(厳密にはサウナに入る大人は子供が嫌いなようだ。気持ちは僕も分からないではないが、僕自身はどうでもいい)。はっきり子供は使用禁止と張り紙がしてある温泉場も多い。「子供料金にサウナは含まれておりません」という説明書きも読んだ記憶がある。しかしそれは理屈がおかしい。大人料金に含まれているという解釈ができるなら、使用しない人は割引をすべきだろう。しかしここでは何も但し書きがない。先客が一人あったが特に問題なさそうである。狭いが何とかなるだろう。
 時計はなくて、砂時計があったのでひっくり返す。5分と書いてある。1分(感覚)すると子供が「5分間じゃなければ駄目?」と質問する。隣のおじさんはウフフと笑っている。悪い人ではなさそうである。「もちろん自分で出たくなったら出ていいよ」答えを聞いたらすぐに出て行った。僕が一緒に出ないので不服そうだった。
 たいして広い風呂ではないので子供はすぐに上がりたがる。飽きたのだろう。僕はもう少し浸かっていたい。先に上がってもらったが、チラチラ風呂場を見に来る。仕方ない、上がるとするか。しかしやはりそれなりに温まったらしい。汗が吹き出て服を着る気になれない。
 ふたり男の子を連れた若いお父さんが入ってくる。僕は扇風機の前でしばらくじっとしている。僕の回りに脱衣篭を並べて服を脱ぎ、風呂に入っていった。脱衣場には僕ひとりとなり、なんとなく長居するには居りづらい感じがする。汗は止まらないが服を着て出て行くことにした。僕は汗かきなので風呂上りは嫌いである。自宅だと裸でうろうろできるので気分がいいけれど、温泉だと水をかぶるなどするとなんだか温泉成分が流れるようでもったいない気がする。自然に体温の下がるのを待つとかえって湯冷めするのかもしれない。冬に温泉に行くとかなりの確率で風邪をこじらせる。今は暖かくなっているので、風邪のリスクは低くなっているだろう。しかしいつまでも暑く、いつまでも汗が引かないのであった。
 子供達に温泉の感想を聞くと、水風呂がよかったそうである。また来ることがあるだろうか。
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