カワセミ側溝から(旧続・中岳龍頭望)

好きな言葉は「のこのこ」。好きなラジオ中継「相撲」。ちょっと苦手「煮た南瓜」。影響受けやすいけど、すぐ忘れます。

散歩日和

2007-05-11 | 雑記
 ネクタイをして仕事に行くと、どうしたの、と訝しがられる。中には嬉しそうに近づいてくる人もいる。いつもと違う感じが楽しいのだろう。僕としてはだいぶ慣れてきたけれど、夏になってもこの格好は不条理だとは思う。必要最小限にとどめておきたい。人からどう思われようとかまわないけれど、礼儀として着るだけのこと。いちいち説明する煩わしさを軽減する。社会に挑戦することとあきらめは、結局あきらめのほうのリスクが少ないだけのことである。どうでもいいのでどうでもいい選択をするのである。

 さて、弁当があるというので早く行くと早く着きすぎた。仕方ないのでちょっと散歩する。車は多いが気分はいい。戻ってみるとなんとなく人数は多くない。弁当も食べずにギリギリに来る人が多いのだろうと考えていたが、会議自体はさらに一時間後のことであった。一時間40分も前に会場入りしてしまったようだ。いつも遅刻をする罰かもしれない。
 それにしても最近はメモしている時間と認識している時間が微妙にずれているようだ。早目を心がけるようになってロスが多くなったみたいである。習慣というのは変換するのに多少の不具合が生じるのだろう。何事も微調整は必要である。定着するまでがんばろう。お陰で散歩ができるのでかなりお得感はあるけれど、計画性ということでは微妙な問題ではある。散歩計画が一番立てにくいことなので、まあ、いいか。
 会議はちょっと疲れる。個人的にイライラすることもある。なんともならないのだろうか。手を打ちたいけれど深入りしたくない。結果的に介入するともっと複雑に問題が先延ばしになりかねないかもしれないのである。会の問題といより、かなり個人の問題かもしれない。まあ、もう少し手順を待つか。手遅れかもしれないんだけどな。匙を投げた人がいそうだし、ここはやはり手順だろう。
 長時間の会議ではあったけれど、それなりに予定より早く終わった。それでも良いことも悪いことも、少し先延ばしになってしまったところがある。僕が会議の欠点だと思うところはつまるところこの先延ばしである。せめてこの最大の原因の締め切りだけでも決めて欲しかった。明日でも明後日でも早くしなければどんどん修正がむつかしくなる。しかしやっぱり本人がいちばん分かっていないのだろうなあ…。
 そういうわけでまた散歩する。海岸の岩には牡蠣がびっしり張り付いていた。その岩の上を歩いてわたって遠回りして会場に戻る。いろんな人が散歩している。いいところは散歩に向く。気分はだいぶ良くなった。

 例会は七年続いていたという100パーセント出席の記録が途切れてしまったとのこと。振り込んでしまった人はお気の毒である。しかし、高いレベルでの挫折は、更なる高みへのステップかもしれない。既にかなり高い場所におられるので気づきにくいことかもしれないけれど、この凄さは追従の余地がないほど高レベルである。このまちが人口の割には全国的に元気なのも、恐らくこのレベルを当たり前にしてきたからであろう。少なくともまったく関係のない話ではないと思う。

 運転してきたので珍しく酒はパス。でもそんなにつらくない。酒というのは結局ストレスとも関係がある。タバコだってそうだろう。中高年の自殺が増えたが、恐らく社会がタバコに厳しくなったことと関係があるだろう。僕に厳しい環境でなくなったのでそんなに酒が必要でない。それだけのことだと思う。
 しかし帰るとちゃんと酒の用意がしてあって嬉しかった。小一時間話をしながら飲んで〆としては最高だった。体重も前日比200グラム減っていた。何もかも上出来に思える。できすぎたしあわせである。
コメント
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