“西瓜男”

2023-04-22 | 【断想】音楽

 ハービー・ハンコックの「ヘッド・ハンターズ」(1973 CBS)。
 ジャズ史上の話題作である。
 このアルバムの登場で、ブラック・ファンクなる言葉が定着。
 要するに、ジャズ・ミュージックにひとつの転機をもたらしたのである。
 CDには、4曲。
 1.カメレオン
 2.ウォーターメロン・マン
 3.スライ
 4.ベイン・メルタ
 ハービー・ハンコックが評価の高いミュージシャンであることは、あちこちで書かれていて、知っているが、わたし自身は、そんなに魅力を感じたことがない。
 「テイキン・オフ」の「ウォーターメロン・マン」は、とても親しみやすく、大ヒットした。わたしも好きな曲・演奏である。
 このアルバムの「ウォーターメロン・マン」は、同じ曲だが、聞く耳には異なもの。


SONNY ROLLINS Vol.2

2023-04-22 | 【断想】音楽

 「ソニー・ロリンズ 第2集」(1957 BLUE NOTE)。
 前年の「第1集:Vol.1」に続くアルバムとなる。
 演奏メンバーは、第1集からは変わっている。
 第2集の演奏は、錚々たる顔ぶれで行われている。
 以下に、記す。
 CDの3曲目「ミステリオーソ」は、セロニアス・モンクの曲。
 このアルバムでは、モンクとホレス・シルヴァーの連弾が聞かれる。
 〈パーソネル〉
 ジェイ・ジェイ・ジョンソン(tb)
 ソニー・ロリンズ(ts)
 ホレス・シルヴァー(p)
  セロニアス・モンク(p)
 ポール・チェンバース(b)
 アート・ブレイキー(ds)