ハービー・ハンコックの「ヘッド・ハンターズ」(1973 CBS)。
ジャズ史上の話題作である。
このアルバムの登場で、ブラック・ファンクなる言葉が定着。
要するに、ジャズ・ミュージックにひとつの転機をもたらしたのである。
CDには、4曲。
1.カメレオン
2.ウォーターメロン・マン
3.スライ
4.ベイン・メルタ
ハービー・ハンコックが評価の高いミュージシャンであることは、あちこちで書かれていて、知っているが、わたし自身は、そんなに魅力を感じたことがない。
「テイキン・オフ」の「ウォーターメロン・マン」は、とても親しみやすく、大ヒットした。わたしも好きな曲・演奏である。
このアルバムの「ウォーターメロン・マン」は、同じ曲だが、聞く耳には異なもの。
「ソニー・ロリンズ 第2集」(1957 BLUE NOTE)。
前年の「第1集:Vol.1」に続くアルバムとなる。
演奏メンバーは、第1集からは変わっている。
第2集の演奏は、錚々たる顔ぶれで行われている。
以下に、記す。
CDの3曲目「ミステリオーソ」は、セロニアス・モンクの曲。
このアルバムでは、モンクとホレス・シルヴァーの連弾が聞かれる。
〈パーソネル〉
ジェイ・ジェイ・ジョンソン(tb)
ソニー・ロリンズ(ts)
ホレス・シルヴァー(p)
セロニアス・モンク(p)
ポール・チェンバース(b)
アート・ブレイキー(ds)