〈薔薇の肖像〉

2022-09-19 | 【断想】音楽

 ソニー・ロリンズの1993年録音のアルバム。
 「薔薇の肖像:OLD FLAMES」(MILESTONE/VICTER)。
 のびやかな音だ、ジャイアンツは、その一音で、他と異なる。
 でも、つまらない。僕のハートに響いてくるものがないんだ。
 演奏メンバーには、トミー・フラナガンやジャック・デジョネットらがいる。
 〈収録曲〉
 1.ダーン・ザット・ドリーム
 2.いつかどこかで
 3.マイ・オールド・フレイム
 4.タイムズ・スライムズ
 5.アイ・シー・ユア・フェイス・ビフォア・ミー
 6.デライア
 7.プレリュード・トゥ・ア・キス


聖者が町にやってくる

2022-09-19 | 【断想】音楽

 アルバート・アイラーで、もう一曲。
 Goin' Home(freedom)で、「聖者が町にやってくる」。
 こう言うのを聞くと、アイラーの原形がよく分かるように思う。
 久し振りのアイラー、やっぱりいい。
 続けて、「誰も知らないわたしの悩み」、「オール・マン・リヴァー」、「スウィング・ロウ・スウィート・チャリオット」、「ダウン・バイ・ザ・リヴァーサイド」と。


ダークネス:赤い橋

2022-09-19 | 【断想】音楽

 浅川マキ ゼロアワーシリーズ・ベストアルバム第三弾。
 初期作品集 vol.2
 浅川マキ DARKNESS Ⅲ
 「赤い橋」(作詞:北山修、作曲:山木幸三郎)
 渡った人が、帰ってくることのない赤い橋。
 昔からあって、どこかへいってしまった人がいる。
 行き先は・・・・。


“深い河”

2022-09-19 | 【断想】音楽

 黒人霊歌の「ディープ・リバー(深い河)」を聞く。
 河を渡って、平安の地へ行こう・・・。
 昨日たまたま開いた武市好古著「ジャズを読めば」(1982年 サイマル出版社)のまえがきに、次のようにあった。
 「・・・ミュージシャンにせよ、批評家、ファンにせよ、はじめの出会いが、その人のジャズを決定してしまうのでないか。・・・」
 それで、私にとってのはじめの出会いのミュージシャンの演奏を聞こうと思った。
 それは、アルバート・アイラーなのだ。
 アイラーの「ラスト・レコーディング」を聞いたとき、地球の空気がおいしく感じられたのだ。
 それで、アイラーの「深い河」を。
 音のすみずみまで懐かしく胸に沁みる。
 アーチー・シェップもこの曲を演っているので聞いてみた。
 僕には、論外に聞こえた。
 アイラーの音が秘めているものが、僕に響くのだ。
 この曲は、Swing Low Sweet Spiritual(Osmosis Records)に収められている。
 のちに、Goin' Home(freedom)として、CDに。