岩手の頑固親父

恵まれた自然、環境に暮す 老農のつぶやき、ぼやき

感動巨編完成

2011-01-13 17:34:27 | いなか暮らし

 1月2日に蘇民祭を密着取材された青梅市在住WA☆DAフォト主宰の和田氏により日本の裸祭り第127集 
感動巨編大作
「胡四王蘇民祭」がアップされた。その美しい写真とBGM是非ご鑑賞ください。

Cimg7277 「凍み大根」
 
年末の大雪に加えて今度は毎朝のようにマイナス10℃、日中も0℃以下の真冬日が続く。
この寒さでおいしい凍み大根ができる。(写真)

 
前回投稿「ご祝い」1/13アップの続編

4 雫石は名所どころ
    野菊の花は二度咲く

 大昔、滴石の野中に野菊という美女がいて滴石城のお殿様に召され、寵愛を受けていました。
 ある年、城中で酒宴があったとき、野菊は思わず放屁をしてしまいました。殿様は立腹なさり、野菊は城中より追い出してしまいました。
 野菊は野中に小屋を建て暮らしていました。
 そして間もなく男の子を産みました。

 その後10年ばかりたってから、お城の近くを
「黄金の実のなる瓢箪の種は要らんかね」と言って種物を売る少年がいました。
 賢そうな気品のある少年です。
 城中でこの声を聞いた殿様は、その少年を呼び寄せて、怒った顔で
「でたらめを言ってはならん。本当に黄金の瓢箪はなるのか」とたずねました。
 少年は悪びれもせずに殿様を見つめ
「はい、きっとなります。ただ一生に一度も放屁しない人が蒔かなければなりません」といいました。
 殿様は笑って
「一生に一度も放屁しない者などある筈がない」というと、少年はキッとした表情で
「ではなぜ、私の母をお城から追い出したのですか」と言いました。
 この少年が自分の子供であることがわかった殿様は、野菊親子を再び城中に迎えたと言います。
 「雫石は名所どこ 野菊の花は二度咲く」
                  
と唄われる。

雫石歴史情報<戸沢氏伝説ー野菊は二度咲く>より

 

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