岩手の頑固親父

恵まれた自然、環境に暮す 老農のつぶやき、ぼやき

3月31日(日)雪

2019-03-31 16:41:03 | いなか暮し

 昨夜来の雪は、24日の5.6㎝の雪に続いて、今朝は13センチ余の大雪、もっとも岩手県内では、もっともっと積もってる所もあるらしい。
 3月末の雪は珍しくはないが1週の内の、立て続けの大雪は珍しい。
 今朝は体力持て余す孫に手伝わせて、生け垣、キャラの雪落とし作業、本来は真冬の作業である。
  開花は明日か、明後日か、と待ってる枝垂れ梅、蕾が寒い。
 今日から明日にかけての天気予報が怖い、この先24時間、雪の確率90%

 3月10日前後からの、孫たちの春休みも4月に入ればまもなく終わる。
 子供たちの長い休みは、じいさん、ばあさんも、結構忙しくなる。
 どこに出かけるにも「火の口峠」を越える小中生、中学生は春休みから自転車利用が解禁になったが、まだ許可の出ない小学生、お母さんは「歩いて行きなさい」と言うが年寄りは、仕事の手を休めて、車で送迎と、つい甘くなってしまう。
  地に直角に立って美しい竹林も、春の重い雪にはかなわない。
 入社祝いに、何人かの進級祝い、加えて、姪っ子の結婚祝い、そして修学旅行のお餞別。
  元気にクラブ活動や塾、習い事に励む孫たちには「ホテルテでバイキング」の小旅行プレゼント。
 春休みは、あわただしさに加えて、嬉しい大きな出費も。

 明日、4月1日 新元号が発表されると言う。
 子供たちの春休みも、4月に入って間もなく終わって、新学期の季節。
 さぁ、元気に、春の農作業は、明日から始まる。
 

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「年祝いの会」

2019-03-30 15:53:05 | いなか暮し

 どこの地区、集落でも同じだと思うが、我が50戸ほどの集落でも毎年3月末頃には、ほぼ全戸から出席して総会が開かれる。
 総会に引き続いて行われるのが、もう30いや40年も前から続く「年祝いの会」
 若手後継グループが主催し、数え33才の女性、42才の男性の厄年に加え、60才の還暦、古希、喜寿、等々の該当者を招待して紹介、そしてささやかなお祝いをしてあげる。
 始めた当初は33才、42才の厄年連が多かったが、昨今は厄年該当者が減り、替わって高齢グループが多くなり、始めた頃には稀だった卒寿(90才)、米寿(88才)の方も珍しくはなくなった。
 集落の集会に出る機会が少なくなったお年寄りは、この日の招待を心待ちしてくれている人もいる。
 始めた当初は、この春卒業する小中高生も招待して、卒業後の進路、抱負などを聴いて、記念品をあげていたこともあったが、どこをどう履き違えたのか、個人情報云々をぬかす
 父兄があって、今では子供たちは招待していないのが残念。
  今年の招待者には、人気の”芽吹き屋”の紅白団子が贈られた。

 今年も3月末の日曜の総会の後、例年通りに該当者を招待して紹介、今後の活躍、永年の労苦に感謝して、ささやかな記念品を贈った。
 (もらった立場で、ささやかな・・・は、ないか。)

 今年、33才の女性の厄年1名、42才の男の厄年該当者0、60才の還暦2名、古希以上は12名を数えた。
 長寿、まずはめでたい!
 
 

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サプライズ

2019-03-25 16:43:13 | いなか暮し

 春分の日が過ぎた、ある夕の出来事。
 「ピンポーン!」今の時間の来客は宅配便かな? 
 玄関には大きな鞄を抱えた青年、「うん! あれ!・・・〇〇君?、何で!」
 この春、社会人一年生になる名古屋近郊に住む孫が、ニコニコしながら立っている。
 「よく来た、よく来た」突然の来訪に意味不明のまま家にあがる。
 聞けば、事の次第を知らないのは、じいさん、ばあさんと小4生の孫の三人だけで、家族がみんなで仕組んだ、明日のばあちゃんの誕生日のお祝いセレモニーとのこと。
 最初の孫だから、随分と可愛がった。
 小学一年まで過ごした熊本では、祖父母参観があると聞いて、おみやげをいっぱい持って、新幹線を乗り継いで、熊本の小学校まで駆けつけたこともある。
 名古屋近郊に転勤になってからも、ばあちゃんと何度か訪ねたが、少しおとなしすぎることを心配していたが、今では、すっかり新社会人入りの心構えが感じられた。
 彼岸過ぎの咲いた花に雪は珍しい事ではない。  
 桜が咲き始めた、暖かな名古屋から来た孫は、一面の銀世界をスマホで撮りまくっていた。

 僅かの滞在、どこか行きたいところは?
 やっぱり、花巻の「マルカン」へ行きたいと言う。
 小っちゃい頃から、花巻に来るたびに立寄った「マルカン」の大きなソフトクリームが懐かしいらしい。 
 「マルカン」で腹いっぱい食べて、春の突風のように2泊だけで帰った。
 花巻空港を離陸して2時間45分、
 「いま、家に着いたよ、どうもありがとう」
 嬉しい、嬉しい、春のサプライズでした。

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平成、いろいろ・・

2019-03-21 16:19:07 | いなか暮し

 色々あって、平成まもなく終了。
 テレビも新聞も、平成を振り返る記事が毎日のように報じられている。
 昭和の終わりごろから、平成の30年は我が郷も大きく変わったように感じられる。
 一時期、転入者で郷の戸数や、人口が増えつつある時期もあったが、それも僅かの期間の出来事で、人口増が止まった途端から、急に減りだして、昨今は年金頼りの、散歩する人々のみが増えた。
 子供に至っては眼も当てられないほどの減少ぶり、昭和の終わり頃まで、どこにも子供がいたのに、どこへ行ってしまったんだろう。

 大昔から、農村部で延々続いた、お伊勢参りは平成10年頃に集落の男女20数名余りが、京都、伊勢、四国方面に出かけて以来、又行こうと言う声はない。
 集落の元気な若者グループが、山形の湯の浜辺りで遊んで、共に山登りして、一人前になったと言われた最上詣りは、昭和の終わり頃に出かけた後は最上詣り募集すらなくなった。
 江戸時代の終わり頃から始まったらしい、栃木県の防火の神さま「古峰ヶ原」詣りは、係が毎月集金して、積立たお金で5,6年に一度、「古峰ヶ原」と日光、成田など楽しんだが、4、5年前に100数十年の歴史が終了した。
 それどころか、集落の仲間との楽しかった旅行の思い出にと、あちこちに建てられた記念碑だが昨今は邪魔者扱い、さえもされる。
 少々、窮屈と思えば窮屈な団体旅行よりも、今では個人でも、家族でも、外国にだって気軽に出かけられる時代、これも良いとは思う。
 平成で大きく、新たな歴史を刻んだパソコン、スマホにネット、世界が身近に繋がったと言われる分、近隣、集落の人たちと疎遠になったと感じる。

 昭和の終わり頃から平成にかけて、聞かなくなった言葉も多い。
  親孝行、夫婦円満、大和撫子、貞操、節約、我慢 等々・・・・・
3月に試運転が始まり、今年も釜石線をSL銀河が走る。
 新幹線の新花巻でSL銀河に乗り換え、釜石でこの春から運行の始まった三陸鉄道に乗り換え、南の大船渡、北に向かって宮古、久慈。
 リアス海岸を堪能して宮古から盛岡、又は久慈から八戸に出て新幹線に乗り換えて帰途に・・・というコースはいかが?
 

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春彼岸の頃

2019-03-19 10:35:17 | いなか暮し

 岩手の春彼岸の頃  樹木の芽は、まだまだ固いが、日増しに濃くなる麦の緑が目に鮮やか。
 この頃から、農繁期を前に、各種の農業講習会が盛んな頃となる。
 米つくり一つにしても、近所のお年寄りの真似をしていれば、どうにかなった時代ではない。
 消費者に好まれるお米を作る為の制約、努力。
 品質や、お米の味に影響する蛋白含有量とか乾物量、それに見合った肥料は?、農薬は?、等々
 加えて安全、安心のために農業生産工程管理GAP、農業生産のさまざまなリスクを確認し、リスクを減らす取り組みの登場。
 自分で農場のリスクを考え、改善 GAPのチェック項目の活用・・・・・
 若い農業経営者は当然の事と受け止めてGAPを使いこなす。
 若い人たちの脳がうらやましい。

 講習に頭を悩ませた後、農機具展示会を覗いてみた。
 トラクタ、コンバインに混じって、昨今言われる、スマート農業の必需、無人運転のトラクタ、ドローン、リモコンで操縦して急傾斜地の草刈りをする機械、
 更にはクラウドシステムとか、パソコン、スマホも農業に進出して久しい。

 我が農業人生だって、牛馬利用の管理から耕耘機を経てトラクタ、ハーベスタからコンバイン、馬車からトレーラーを経てトラックと、それなりに進化してきたが、これからの農業はもっともっと、楽しいものになる。
 これからの時代、農業はもっとも夢のある仕事になる。
  若い農業人、頑張れ!

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