岩手の頑固親父

恵まれた自然、環境に暮す 老農のつぶやき、ぼやき

春の雪

2014-03-12 18:22:22 | いなか暮らし

啓蟄(けいちつ)

 初侯 蟄虫戸を啓く
     (すごもりのむしとをひらく)

 冬籠りしていた虫が、姿を現し出すころ。
 虫に限らず、さまざまな生きものがめざめはじめる。  


Img_0165 降り積もった雪は美しい・・・が
春の雪は迷惑

 雪が溶け土が乾き、クロッカスの開花を指折り数え始めた3月5日頃から毎日のように雪が降る。
 長い冬の間、雪が少なく 楽した分、今になって雪かきに追われる。

 そういえば・・・・・

 去年の秋、紅葉を訪ねた秋の宮温泉のホテルから雪景色が素晴らしいから見においでと誘いのメールが来ていたが、この頃来ないと思っていたらテレビのニュースで秋の宮は2メートルを超す記録的大雪とか。
 雪景色どころか、雪かきが大変だろう。

 お見舞い申し上げる。雪が無くなったらお邪魔します。

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「堅雪(かたゆき)」

2014-03-03 11:09:43 | いなか暮らし
春がそこまで来て雪が溶けた翌朝、厳しい寒さに見舞われることがある。
 
よく晴れた寒い朝、溶けだした雪の表面がすっかり凍って堅くなった朝はいつもの遠回りの道を今朝だけは「堅雪」を渡ってまっすぐ学校に行ける。
宮沢賢治の「雪渡り」 「堅雪(かた雪)かんこ しみ雪しんこ。」の世界
雪渡りして学校についた子供たちはみんな嬉しそうに自慢話
中には畔道の陰で良く凍っていないところに、足が突き抜けて泥んこになった子供は泣きべその子もいる。
交通が便利になった今の子供たちはこういう楽しみを知らない。
散歩の途中「堅雪」を楽しむ・・・・数日して、あっという間に雪が消えて春が来た。
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