岩手の頑固親父

恵まれた自然、環境に暮す 老農のつぶやき、ぼやき

「重い軍艦」

2012-02-27 14:28:04 | いなか暮らし
 読売新聞、「いっぴつ経上」欄に掃除の効用あれこれと題した一文が載っていた。
・・・・掃除に関連した話として元気印の大手電機メーカーの会長は
〈英国軍艦は放っておくと、次第に喫水が下がり航行速度が落ちて使い物にならなくなる。乗組員が少しずつ私物を持ち込み、それがバカにならない重さになる。だから、不断の「ぜい肉落とし」が大切で会社再建もその思いでやってきた〉・・・・・
 
 
 
 実はわが古女房殿はモノを大切に使うことは偉いとほめるが、そのあと何でもかんでもしまいこんでしまう癖がある。
 菓子の空き箱、貰い物のタオル、はてはスーパーからいつか宅配便にと空き箱を貰ってくる。「大事にする」昂じて捨てるということができないらしい。
 それでも、おびただしいモノの中から探し物がどこにあるかよく知っているというのは驚きではある。
我が軍艦(我が家)は家族数に対しては大き目ではあるが、いつか喫水が下がり航行速度が落ちてしまわないだろうかと案じている。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「南砺平高校・郷土芸能部」

2012-02-23 18:00:24 | いなか暮らし

 特に寒さの厳しいこの冬、もっとも強い吹雪の日 となり町、北上市のさくらホールへ鬼よ燃えろ、冬のみちのく芸能まつりを見にでかけた。

 震災被災地、種市や、おおの町の青少年の元気な太鼓、山田町の虎舞い、まつりのにぎわいと題した五所川原の立佞武多や各地の神楽、鹿踊りなど・・・・鬼よ燃えろ!鬼剣舞はさすがに圧巻、居ながらにして各地の祭りを堪能した。

Dscf3131
 富山の世界遺産五箇山地区から遠路来てくれたという富山県立南砺平高校 郷土芸能部越中五箇山民謡「こきりこ」といちんさ」など素晴らしい演奏と踊りを楽しませてくれた。

 生徒数100人足らずの学校のその半数近くが郷土芸能部に属し芸能部にあこがれて県外から越境通学する生徒もいるという。

 素晴らしい演奏、踊りは全国高等学校総合文化祭の最優秀賞、文部科学大臣賞をはじめ数々の受賞を誇りその入賞回数が全国一というからうなずける。
 世界遺産の五箇山とともに素晴らしい演奏、踊りに

      大きな拍手を送る。

 孫にねだられて買った鬼剣舞のお面3000円と当日の入場料2500円はちょっと高すぎかなと感じていたが南砺平高校郷土芸能部の見事な踊りですっかり帳消し。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「めでたくもあり・・・・」

2012-02-21 11:54:41 | いなか暮らし

003  「還暦は少々越えまして・・・・・」自己紹介のたびに言っていたがこれからはそうもいかなくなった。

 「古希祝いの同級会」とかに参加した。
 会場となったホテルは2月の厄払いの季節と重なって33歳や42歳の厄払いの同級会が開かれて華やいだ雰囲気に溢れていたが、隅のほうでやや遠慮がちに「古希祝いの・・・」受付をしていた。
 
 30歳で早くなくなった父は別にしても周囲の多くの知人、先輩は70歳を前に亡くなっている。
 東京オリンピックの頃、平均寿命はようやく70歳になったと言うから隔世の感がする。

 我々の同級生150人還暦以来約10年、亡くなった人はたった一人、現在の「古希」はまだまだ元気充分で何よりみんな若い。(もっとも一緒のホテルで厄払いしている33,42歳から見たら、、、それなりではあると思うが)
 それでも二次会は深夜に及んだと聞いてまだまだ現役ではある。

 次回の同級会は7年後の77歳の喜寿、元気で再会が出来ますように。

年祝いの季節が過ぎて岩手はようやく
      の予感
008_4

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「デジタル・・・・・」

2012-02-13 10:43:02 | いなか暮らし

 

 行きつけの本屋に立ち寄った。
 売り場がすっかり替わって、いつもの場所にパソコン本がない、店員に聞いたら親切に教えてくれたが、今までの場所と比べたら小さくなって、どちらかと言うと隅っこに並べられている。
 替わって売り場が広くなっていたのは今流行のスマホの関連本。
 つい、何年か前までパソコン学習熱が日本中を覆っていた。
 教えてくれる人も少なく、店頭の立ち読みで学んで思い出がある。
 そうか、若い人たちはパソコンを卒業し興味は次に移りつつあるんだ。
 思えばその昔、デジタル腕時計の時刻合わせや携帯の電話番号の入力に四苦八苦した思い出があるがいつの間にかみんな、難なく出来るようになってる。

 我々世代の古い頭も、時の流れと共に次第にデジタル化されてるんだな。
 しっかり学んで若い人たちについていこう。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「うれしいインフルエンザ」

2012-02-10 18:34:18 | いなか暮らし
 花巻では去年の倍以上もの患者が出てインフルエンザが大流行している。
 うがいや手洗いは徹底してやってたつもりが小学1年の孫がついにインフルエンザを拾ってきた。
 離れで生活するインフル孫と隔離して、米寿を迎えるおひいさんや三歳の弟は母屋でおばあちゃんと遊ぶ。

 お父さん、お母さんの会社に行ってる間は、じいちゃんが離れのインフル孫のお相手。
 熱も下がって元気な孫と、お昼のカレーライスも二人一緒の生活。
 普段見てやったこともない勉強を見てやったり、どんなテレビ番組を見てるのか観察したり、しばらくぶりのオセロゲームはすっかり強くなっていて油断したら一敗、その後の対戦でかろうじて一勝一敗に持ち込んだ。
 ナイフで鉛筆を削って見せたら少し尊敬の眼差しも感じられた。
 この週末に大事をとれば来週から元気に通学できそうである。
 
孫と一緒の「うれしいインフルエンザ」ではあった。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする