今年、玉ねぎは大豊作、風通しのいい、井戸小屋につるされる。
食べきれない、大量の玉ねぎは、おすそ分けに回されるんだろう。
手前の車輪は昭和20年代まで荷車に利用された。
物資不足の時代、外側に厚い鉄輪がまかれた荷車は、乗り心地は悪かったが次第に物が豊富になり、やがてゴムタイヤに代わった。
一軒の家から枝分かれして、幾百年、わが一族は10数戸、祝儀不祝儀に顔を合わせる機会が多いせいか、年令を超えて親しく付き合う。
中でも、婆さんたちは特に元気である。時折集まっては「おしゃべり会」
幹事役の婆さんは何日も前から電話連絡に追われ、用件のみにすればいいものを、世間話も入るから、その電話も長い。もっとも固定電話機は、現在はどこでも婆さん方の専用状態
気兼ねなく、おしゃべりするために、ご主人が出かけて、お留守のお宅が今回の会場、長年働いて、足、腰の痛い、婆さんは送り迎えつき、自慢の漬物や自慢の手作りおやつも持参で、10名ほど集合、上から順に半数が未亡人、誰に遠慮することなく、大きな声と大きな笑い声。
お昼は人気の、「配達、釜めし」らしい。
食べて、しゃべって、大笑いして、・・・・
夕方、しゃべり疲れて解散。
「またね、元気でね」、気分は爽快、これで明日も元気で畑に出られる。
元気な婆さん方に感謝・・・・
世の中、「密、マスク・・・・」の時勢に不謹慎な。
おしゃべりして元気になる、おばあさん方を、どうか大目に・・・・