岩手の頑固親父

恵まれた自然、環境に暮す 老農のつぶやき、ぼやき

国歌斉唱

2012-03-27 18:39:08 | いなか暮らし

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いつもは優雅に泳ぐ白鳥だが中々溶けきらぬ氷の上では少々、がに股の白鳥がユーモラスに散歩している。

 88歳の米寿を迎えた母の長寿を祝う会に孫や曾孫など20人ほど集合した。
 小学生の曾孫たちから記念品や花束の贈呈、お祝いの言葉などに老いたる母も感涙にむせんだ。
 高速バスを乗り継いで来てくれた孫や春休みの我が家の腕白どもを連れて志戸平温泉行、途中季節外れの雪にびっくりしていたが大きなお風呂でたっぷり遊んで大喜びした。

 帰途、ワンボックスカーの中で誰かが歌いだした「君が代」に合わせて子供たちの大合唱になった。
 今の時期はどこでも終業式や卒業式で唄いすっかり覚えたのだろう。
 「日本中の人が知っているんだよね」と小学1年生。
 地位ある大人でさえも不斉唱言われる中、子供たちの思いがけない「君が代」に感動した。

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一番花

2012-03-26 13:50:40 | いなか暮らし

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 いつもの年に比べて1週間、もっともはやかった1昨年に比べたら2週間あまりも遅れて春一番の花、クロッカスが3月19日に咲いてその後の寒さ続きで21日にようやく仲間を誘って春のおとづれを告げた。

 これから数々の花々が咲いて秋、近年台頭目覚ましいセイタカアワダチソウのどくどくしいまでの黄色い花が散るまで郷は花々に包まれる。

 この春、期待の花は以前に京都の春を訪ねた折に感動して見たあの柔らかな花の色のレンゲソウ。
 寒さに弱いレンゲソウは北国には育ちにくいとは言われているが、何とか岩手にも咲かせようと北風の当たらない場所を選んで5㌃(150坪)ほど蒔いてみた。

 花の好きな妻も春のおとづれとともに活動を始めた。
 まだ、土もよく乾いていないのに鍬を持って畑に出かける。
 孫たちは昨年秋以来車庫の奥にしまわれていた自転車をひっぱりだしてきた。

 そろそろ冬眠から覚めて活動開始の季節である。

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犬のうん〇

2012-03-20 07:15:03 | いなか暮らし

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 春の田んぼ、北帰行を前に白鳥が落穂あさりに忙しい。

田んぼにたまった雪溶け水、いずれは乾くと思いつつも気の早い農家は排水作業が始まる。

 田植えの頃、水を張った田んぼからよく水が漏れる。
 冬の間のネズミの活躍のせいである。早春のあぜ道ではそのネズミの穴がよく見える。
 その穴に殺鼠剤を入れた小袋をそーといれておいて数日、「御馳走様でした」とでもいうように空になった袋だけが鼠穴の外に出ている。
 地中のネズミ、御馳走様でしたどころではない大騒ぎに違いない。

あぜ道を進む。
 
 道路沿いのあぜ道は足の踏み場もないほど大量の犬のうん〇。
 冬の間、散歩途中に雪で隠した犬のうん〇はやがて雪溶けとともに現れる。
 「この大きさはあそこの犬だな。これは小さいからあそこの犬かな」

 暖かくなって、肥料をたっぷり与えられた道端の雑草も花をつける。
  道ばたの花摘みはくれぐれもご注意のほどを。

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竹のコーヒーカップ

2012-03-17 12:40:04 | いなか暮らし

 コーヒーとの付き合いは長い。
 大阪万博のころの同僚がコーヒー好きでその影響を受けて飲み始めたからもう40余年。

 決して味にはこだわらない。たまに上等のコーヒーを飲んでも飽きる。
 やはりいつものNESCAFEがいい。そうあの大きな壜のコーヒー。早い話、コーヒーは何でも好いが缶コーヒーだけは受け付けない。

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 コーヒーにうんちくは言わないが入れ物、コーヒーカップにはこだっわている。
 以前、京都嵯峨野で買って以来、竹のコーヒーカップを愛用している。
 手に持った時の竹の独特の軽さ、口をつけた時のひんやり感がないのがうれしい。
 

 京都旅行がしばらく御無沙汰でこの間までは日本平で買った竹カップを使っていたが、娘が古希のお祝いにと京都、嵯峨野の竹で作ったコーヒーカップをプレゼントしてくれた。

 毎晩欠かせない焼酎のお湯割り。
 これも容器にはこだわる。もう何年も前から琉球グラス。
 自分で沖縄にいく度や、知り合いが沖縄へ行くと聞くたびに土産にねだっている。

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「農村は・・・今」

2012-03-12 18:10:48 | いなか暮らし

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 の淡雪というのだろう。
 明るい空にうっすらと雪が映える

「農村は・・・今」

 TPP、何かと騒がしいがそれ以前の問題として農村の高齢化は深刻な問題
 たとえば後継がなく高齢化した農家は田畑の耕作ができなくなる。
 委託なり貸出すれば解決できることではあるが平場の大区画農地ならいざしらず中山間などは借りてくれる人もいない。

 作付しなくても高い改良区費は賦課され、滞納でもしたらヤミ金も真っ青の高利をかけられる、困った農家には頼みの農協も冷たい。

 後継がなく、年老いて連れ合いをなくしたり、又は病気になったらますます悲惨。
 この際、生活保護に頼ろうとしても広い田畑(財産)が邪魔をする、いっそ田畑を売り払おうにも買い手がない。

 ひたすら働きぬいたお年寄り(「岩手の頑固親父」を含む)に何か良い手だては

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