岩手の頑固親父

恵まれた自然、環境に暮す 老農のつぶやき、ぼやき

インフル様のご到着

2016-02-28 14:36:36 | いなか暮し

 雨水 うすい
  次候 霞始めて靆く かすみはじめてたなびく
             2月24日頃から28日ごろ

   まじかに迫った北帰行に向けて体力つくりだろう。
 田んぼには毎日のように沢山の白鳥がやってきては餌をついばむ。

 学級閉鎖や学年閉鎖が続き、そろそろ我が家もと厳戒態勢を始めた矢先、一年坊主がインフルエンザ確定。
 40°もの発熱は一晩だけ、翌日には食欲旺盛、しばらくは登校できないのも楽しいらしいが父さん母さんのいない日中は戦々恐々の思いで遊びやテレビのお相手。
 それでも休校三日目頃には友達が恋しくなったらしい、先生からのお便りも届いて勉強も始めた。
 週明けには元気に登校・・・・・

 看護のじいさん、ばあさんも厳戒のせいあって事なきを得たようである。

 

 

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古峯代参

2016-02-20 12:02:47 | いなか暮し

 集落に5年に一度巡ってくる古峯神社の代参
  講中仲間で積立し集落の旅行の楽しみとして代参、記念碑で見る限り100年以上前から続いているが、昨今の若い人たちには理解が薄く参加者は減り、高齢化が目立つ。
 代参済ませて精進落としは鬼怒川温泉一泊、翌日は真岡の大前神社、笠間稲荷神社・・・・ 
 2月半ばと言うのにもう梅が咲いていた。
  
 帰途、常磐自動車道は 放射能を防ぐためバスの窓は開けない、トイレ休憩はしばらくお預けして北上する。 自動車道沿いの放射能測定表示板の数値は徐々に上昇。
 静かな田園風景が続くが 草ぼうぼうの所もあれば、一見きれいに片付いているところもあるがこれは除染の為に表土を削り取った後だという、そしてあちこちに積まれた行き場のない汚染土の山。
  江戸の昔、東北の農民は飢餓に苦しみつつ藩の利益を得る為に主食の米を江戸や大坂に送った。
 昭和になって原子力発電所が立地され産業の主食たる電気を東京に送った。その結果 放射能がばらまかれ美しい山々は汚染され多くの人々は幸せな生活が奪われた。
 ・・・・そんな思いが頭をよぎる。もとの穏やかな生活に戻れるだろうか・・・・・

 明日は代参でいただいた御祓いを講中の各戸に配る。
 昔から古峯神社は火事や災害除けの神様として信仰は厚い、待ってる家庭に一日も早く届ける。

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今日は何で遊ぶ?

2016-02-17 09:57:43 | 日々の暮らし

季節はまさに水ぬるむ頃  三郎堤の青い水面が日ごとに広がる

 「今日は何で遊ぶ?」 友達が来ない日は遊び相手に指名が来る。
 「今日は土蔵探検でもするか!」 土蔵のガラクタの宝探しを始める。
  チャンバラ好きの孫は早速、先が尖り先端に穴の開いた棒、数本発見
  「刀になるね」 昔、茅葺き屋根の葺き替えに使った道具で穴に縄を通して屋根の内外から交互に刺して縫い物のごとく屋根を仕上げた道具で確か「サシ」と言ったような気がする。

  古びた乗馬の鞍が載ってる木馬があった。
  戦前まで軍馬の育成を手広くやってた我が家では馬に関するガラクタが多い。
  乗馬用の鞍や、見事な「裂き織」の馬に着せた防寒衣?等々 
  たいていはゴミになりそうだが気に入った木馬はほこりを払って、さっそく 大好き「暴れん坊将軍」気取り。

 探検と言うことにしてガラクタ片付けが一歩前進。

 

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「杉生いの松」

2016-02-10 10:20:42 | いなか暮し

 一年ほど前、近くの八幡さまの境内で見つけた杉の老木の根元に生えた小さな松
    近くにあった松の大木がマツクイムシに負けて伐採され、その松の実が神木の大杉の窪みを借りてすくすく成長している。
 育ての大杉は径が1メートル余、樹齢も200年、あるいは300年を越しているかもしれない。

 大杉の僅かな窪みに根を張って、いつか育ての大杉を越える大木になれ。

 小さな窪みは厳しかろうと窪みに土を入れてやった 
 土の養分を吸って日照りにも強くなるはず・・・・二年後、五年後、そして十年二十年。

 

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あしたは「立春」

2016-02-04 15:18:34 | いなか暮し

良く晴れた朝、北上市の男山を訪ねた。

いつもの広大な景色も 明るい日差しを浴びて春の訪れが近いと感じる。 

              

今朝の新聞を見て驚いた。
 スマホの利用状況というのが載っていた。
 高校生が1日に2時間56分、大学生3時間7分、社会人2時間25分 たった1日にそんな時間が良くあるものだと感心する。

 その結果 学力の低下、家庭内暴力、育児放棄、運動食事をおそそかにする結果肺活量の低下やネット依存症をもたらしているという。
 便利 この上ない器械ではあるが使い方によっては恐ろしい器械でもありそうだ。
 使いすぎを防ぐためのアプリも紹介されていたが文明の利器には注意も必要らしい。

 比べて我がスマホ  ニュース、LINE、万歩計・・・・・1日20分ぐらいは、もったいないか?

さて あすは「立春」 
       初侯 東風凍を解く(とうふうこおりをとく)

   旧暦の七十二候ではこの季節から新年がはじまる。

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