岩手の頑固親父

恵まれた自然、環境に暮す 老農のつぶやき、ぼやき

今年の景色

2017-12-31 09:33:43 | いなか暮し

 連日、30℃を越えた暑い7月が過ぎると、8月以降は一転して連日の曇り、雨が続いた。
 9月、幾分持ち直した天候を利用して、早池峰、秋田駒ヶ岳等々登った。
  少々雲の多い秋田駒ヶ岳は風が強く、引返す人たちもいたが、老骨に鞭打ち、大焼砂付近ではロープを頼りに登り続けた向こうに、僅かの間、雄大な景色が広がった。
 山はいいなぁ、来年も元気に登りたいものだ。

               美しい地球よ永遠に
                Beautiful Earth Forever

                満天の星が輝く宇宙よ!
                母なる太陽をしたいつつ
            今日も銀河空間を渡る美しい地球よ!
                地球は青い一顆の明珠・・・・・・
               一千、一万、一億、一兆年
                 無量百千万億僧祇劫∞
               美しい地球よ永遠に!
                         永平寺道元禅師からのメッセージから

                 来る2018年 節目の平成30年 
              大きな節目の明治150年 平穏な年でありますように。

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里の師走に・・・

2017-12-24 14:43:34 | いなか暮し

 師走・・・年の瀬も押し迫り、もっとも気忙しい時期だが、昨今の天候はいまいち、安定しない。
 道路がすっかり凍てつく日があったと思えば、翌日にはぽかぽか陽気、一度降った雪も、今では道路肩に僅かに残るのみ。
 ラニーニャ現象とかのせいだろうか。

花巻地方の師走に、1月2日の胡四王蘇民祭を知らせる宣伝カーが走る。
  来年とはいえ、1週間後の1月2日に胡四王山一帯で行われる蘇民祭
 モニュメントの蘇民小僧もお色直しをして、その日を待っている。 

 江戸時代の末期には始まったと言われる、胡四王蘇民祭だが、戦後の一時期行われない時期があったが、昭和49年、地元の胡四王氏子青年会の若手により復活された。
 蘇民祭復活の功で、全国表彰も受けた当時の青年たちも、今では70~80代だが、この時期になると”お祭りの血が騒ぎ出す”
 当初、僅か4人でやった裸詣りは、今では小中学生初め、50人ほどの参加者があり、クライマックスの蘇民袋の争奪戦は岡山の西大寺、会陽グループを初め、全国から元気いっぱいの若者が集まり、勇壮に繰り広げられる。
 中には、この祭りのために4年も連続でハワイから参加してくれる人もいる。

 裸詣りの前の、禊や蘇民袋争奪戦も、ぽかぽか陽気では絵にならない、厳しい寒さと雪がより祭りを盛り上げる。
 どうか、暮れまでには、雪が降ってくれますように・・・・・(ほどほどの量で・・)

 ハワイから参加の菅原さんは、フリーダイビングトレーナーとして活躍中、彼が撮影した約5万点の写真の中から、選び抜いた写真集が、角川文庫から「タマシイノヒトシズク」と題して発刊、国内では各地で講演をされており、今回の胡四王蘇民祭参加を機に、翌1月3日、「タマシイノヒトシズク 森と海とカヌーとネィティブの伝言」と題して、花巻市内でも講演が予定されている。
 詳細は2日の胡四王蘇民祭でお尋ねください。 

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「お年越し」

2017-12-21 11:56:33 | いなか暮し

 今冬の寒さは、いつもの年より早い。
 一冬に1どか、2どの-10℃、今冬はもう2回も。
  マイナス10℃の朝、木々も凍てついている。

 里の鎮守の、八幡さまのお年越しは12月15日。
 集落の氏子総代が事前に、神宮大麻と呼ばれる伊勢神宮の新しいお札と一緒に
 人形(ひとかた)を配布する。
 神宮大麻は神棚の中央に祀られ、15日のお年越しの日、人形(ひとかた)に家族の名前、生年月日を書き、身体に着いた、穢れをさすりとってから、人形に息を吹きかけて、古いお札と共に、八幡さまにお届けする。
人形(ひとかた)は、身に着いた、災危の元となる、穢れを祓い、無病息災を祈る。
 12月の大祓いは年越しの祓いとも呼ばれて、新しい年を迎えるため、心身を浄める大事な祓いと言われている。

 これで、今年一年の罪、穢れはリセットしてもらえる。
 来年こそ罪、穢れは無いように過ごそう ・・・・
 

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ほうれん草安売り

2017-12-19 09:01:28 | いなか暮し

  雲のあいまに覗いた岩手山、
 麓にはまだ雪が無いと思った翌日、里にも雪がどっさり!

 我が家は野菜の購入は生生姜のみ、一年を通じて野菜は買うことは、ほとんどない、
 野菜つくりの好きな老妻が自家用と、おすそ分け目的で数えきれない種類の野菜を作り、販売は目的としないが、寒しめほうれん草だけは産直に出荷する。
 10数年も前、その美味しさに惚れて、栽培を始めた。
 普通のほうれん草の2倍もの長い間、畑でゆっくり育て、充分に伸びきった頃、一転して厳しい寒さにさらして、糖分を蓄えさせる。
 寒い時期に育つから病虫害はなし、だから農薬も使わない。
 今年も結構寒い、寒さに存分さらした、
  寒しめほうれんそうの出荷を始めた。

 中高年の眼の劣化にブレーキをかけるルテインは体内では生成出来ない。
 一日に必要なルテイン6~10㎎はほうれん草、僅か2株分で足りる。

 久しぶりに覗いたスーパーの野菜コーナー、この暮は野菜が随分と高そう・・・・
 我が産直の、ほうれん草は一般スーパーの30%引きの大安売り。

 売り上げは、孫と 田沢湖、わらび座ミュージカル・・・
                 とらぬ狸の皮算用始まる。
 

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貴重な忘年会

2017-12-18 09:08:50 | いなか暮し

  あと5回、あと3回と、忘年会をこなす、現役の息子とは裏腹に、一線引退の年よりには忘年会は激減、毎夕の老妻との晩酌忘年会は、ちょぴり寂しい。
 
ある日、ようやく忘年会のお呼びがかかった。
 孫の関係する団体の、ちょっぴり豪華なと名付けた忘年会に孫の付き添いで参加した。
 市内の温泉ホテルを会場に、就学前の幼児から「頑固親父」の70代までの50余人の参加
  幹事の労作だろう、カラフルな席次表は年代ごとに色分けされている。
  全員が顔見知りの忘年会は実に和やかに、にぎやかに、小学生の落語や、カラオケは若いパワーが中心、
 「演歌はないんだね・・・」 ちょぴり寂しげな、上の年代の声も・・・。
  盛り上がった子供向けの抽選会、
 記念写真  そして、お開き。
                Photo by めぐみさん!


  二次会、二次会としばらく元気な声も聞こえていたが、我々年代は
  雪景色を眺めながら、露天風呂でゆっくりと手足を伸ばす・・・・

 

 

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