右写真 元気な岩手の紹介 三陸・碁石海岸
「新米の味」
つい先日まで田んぼで秋の日差しをたっぷり浴びた「自慢のひとめぼれ」
今日から食べる。
同時に昨日まで食べていたお米は「古米」となる。低温貯蔵している「古米」も味の劣化は少ないがやはり新米は美味しい。
一粒一粒が光っている。
昔 冷害や災害が度々襲った頃、飢饉に備えて余分にお米を貯えた。
新米を先送りして古いお米から食べたから当然いつも古米を食べることになる。当時収穫早々に新米を食べ始める事は恥ずかしい事だった。
それでもお正月だけは新米を食べた。その美味しさは格別に感じたが現在は飢饉と言う言葉も死語に近い。
私の住む地域は三方を山に囲まれ西に北上川が大きく開けた独特の盆地状地形と川霧の発生で朝晩と日中の気温差が大きい。加えて粘土質の土壌は美味しい農作物を生み出す。
米の直売先にも新米を届けた、今晩は笑顔で新米を味わってるはず。
我が家も美味しい新米を味わう。
今日は大家族に囲まれて嬉しい
「岩手の頑固親父」65回目の誕生日である。