岩手の頑固親父

恵まれた自然、環境に暮す 老農のつぶやき、ぼやき

早池峰神楽

2011-11-29 14:01:10 | インポート

早池峰神楽
 新花巻駅内、「ステップイン花巻」で9月から日曜日毎に行われていた早池峰神楽公演。
 11月末、一連の神楽公演の最終日はユネスコ無形文化遺産 早池峰神楽の一つ、大償(おおつぐない)神楽が上演、「裏三番叟」「天下り」「権現舞」の人気演目に”神楽大好き孫”も大喜び、一時間の上演は子供も飽きない一時間。
 まじかに見る早池峰神楽を満喫。

早池峰神楽はこの後、年末
  12月17日  岳神楽舞納め 早池峰神社参集殿
  12月第三日曜の12月18日 大償神楽の舞納め 神楽の館

年が明けて
  1月2日 大償神楽の舞初め 神楽の館
  1月3日 岳神楽の舞初め 早池峰神社参集殿

   神々しい雪の早池峰と神楽 
            
ぜひお訪ねを。
  

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「あずき餅」

2011-11-25 14:55:54 | いなか暮らし

 今の時期、農村部では収穫感謝や勤労感謝の催しが多い。
 地区の収穫感謝祭には定番の芋の子汁に加えて、いまどき珍しい「あずき餅」が出された。

 Cimg0053
 昔、ご馳走といえばお餅。
 中心はやはり「あずき餅」。
 加えて ”からけ(すり鉢)餅”は胡桃と胡麻、そして最後にはおつゆ(汁)餅と食べるのが順番とされていた。
 「○○さんは、からけ餅を一人で平らげたそうだ」とか「○○さんは1升餅を一人で食った」とかの話題が多かったが最近の若い人たちにはあまりお餅が歓迎されていないようだ。

 今、お餅といえば、色々の催しで撒かれる紅白の撒き餅とスーパーで買う正月の切餅がおなじみ。

 地区の収穫感謝祭、どんぶりの芋の子汁に舌鼓のあとの「あずき餅」は腹には入りきれない。
 年令と共に食は細くなるのにお酒類だけは番外、
 好きな焼酎をたっぷりいただいて収穫に充分感謝した。

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「年寄りのお節介」

2011-11-25 13:58:34 | いなか暮らし

Dscf1259_2  晩秋、色褪せた紅葉に初雪は美しい
 寒さはそこまで来てる。

 通勤通学時間帯のローカル線に乗った。
 停車駅ごとに乗込む高校生、乗って間もなく一様に取り出した携帯を覗き込んでる。
 
その数10人中7、8人。
 何を見ているんだろう。メール、運勢・・・・

 先日、乗換えで東京駅のコーヒーショップに立ち寄った。
 サラリーマンらしき人たちが忙しそうにパソコンを開いている。
 何を見てるのかなと勝手に覗き込んだら、地図を見ている人や難しそうな数字らしきもの見ている人もいたが半数近くはゲームと見た。

 「携帯やパソコンでゲームをするより周囲を見渡せば可愛い女の子や男の子が一杯いるよ!!」
 生身の人間と話したほうが楽しいのに・・・

   これを「年寄りのお節介」と言う。

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「国民総幸福量」

2011-11-19 18:22:49 | いなか暮らし

Dscf1257  濃い霧で、夜の明けきらない池では、見た目に美しい白鳥もその鳴き声はうるさい。

「国民総幸福量」
 ブータンの若きイケメン国王夫妻が来日して、ブータンの国民がどれくらい幸福かを示す「国民総幸福量」が話題になっている。
 幸せは決してお金やモノじゃない、精神的な幸福がどれだけか 
 ブータンでは96%あまりの人々が幸福と答えると言うが・・・

 それでは我家の「家族総幸福量」は?

 心理的幸福、ストレス・・・  健康、教育は民話や歴史に弱いので△  文化、およそ充分、堪能  環境 有り余る豊かな自然が拡がる、空気もきれい(?)な筈  コミュニティ 周囲はみんな良い人ばかりで  生活水準、時間の取り方は働きすぎだから△ 

 お金、貯金は スカスカ。 あっこれは無用。総幸福量GNHに含まれない。お金やモノじゃない。

 さて我家の大家族8人 何%が幸福と答えるだろうか?  

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「母へささげる・・・・」

2011-11-14 20:01:36 | いなか暮らし
読売新聞 11/12「プラザ」欄に掲載された「母へささげる 私の誕生日」に大きな感動した。
読売読者のみではもったいないと思い失礼を承知で転載します。
 先月29日は私の誕生日だった。去年は、チョコレートシフォンケーキを用意して待ってくれた母に私は、「えーっ、バニラのほうが好きなのに」。
 目も悪く、体が丈夫でない母が一生懸命歩いて探してきてくれたのに、わがままな私は、いつも「えーっ」といってばかり。
 本好きな私のために図書券を用意してくれた時も、「こんな年で誕生日って、やだね」なんて言ったこともあった。
 でも、今年になって初めて分かった。誕生日は自分のためにあるんじゃない。
 産んでくれた母に「ありがとう」と感謝する日なんだと。
 母は3月の震災で逝った。
 迫りくる波を背にしながら、私の娘を車に押し込み、「生きろ」 「バンザイ」と叫んで流されていった。
 そう後から聞かされた。
 母に誕生日の報告をするため、携帯電話にある「ババ」の番号にかけた。
 そして大きな声で言った。
 「お母さん、産んでくれて本当にありがとう」
            岩手県大船渡市・志田由紀 49

コメント (1)
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