岩手では10月1日からデジタル放送が始まる。物語の内容が変わるわけじゃなしアナログもデジタルも売らんかなの電機メーカーの策略だろう位に考えショップのテレビを冷たく眺めてはいた。・・・・・・が、突然我が家にもデジタル対応のテレビが入ることになった。娘が買ってくれると言うのでこの機会に分岐に分岐を繰返し少々映りの悪くなったアンテナや配線も換えた。
デジタル本放送開始一週間前に話題の薄型、でっかい液晶テレビが我が家の居間に鎮座した。今迄なんとも思っていなかった古いテレビが可哀想なほど小さく見える。デジタル試験放送を見てビックリ。たまたま映った野球中継が観客の顔、表情がはっきりと見えた。選手の髪の毛一本一本がはっきり見える。
40数年前14インチの白黒テレビで見た天皇皇后両陛下の御成婚中継、その十数年後、好きなNHKの大河ドラマをカラー放送で初めて見たとき 大きな感動を受けたがデジタル放送を始めてみた感動はそれ以来の大きな感動だった。画面の情報も多種多彩。農家にとっては住んでる地域のくわしい天気予報が便利のようだ。テレビを運び込んだ店員さんがテレビとパソコンが合体したと思えばよいと話していたがまさにその通りだった。
いろいろと悩めることも多い世の中ではあるが良い時代に生まれたもんだと思う。
稲刈りを早く済ませてこの冬は外の雪を眺めながらどぶろくでも飲みながらデジタル放送三昧といくか・・・・・