元気な岩手の紹介 北上みちのく芸能まつり 8月上旬
「雨」
元来、雨は嫌いではない と言うより雨の降る日はゆっくり休めるという事かも知れない。
雨さえ降ってなければ野良に出るという悲しい習性のゆえかも。
朝からシトシト・・・「今日は農休日」と気持ちの整理が出来て読み残しの新聞を読んだり、たまった公職の事務整理作業を午前中に済ませて、お昼にビールを一杯、そして昼寝して体力の充電に努める。
もっとも最近は雨で家にいる所を孫に見つかったら一日追い回される。
環境省レッドリスト絶滅危惧種IA類(CR)ゼニタナゴが生息する我が地域のビオトープから望む岩手山は明日は晴れの予感・・・・(頑固天気予報)
それにしてもこの夏、雨が多い。
梅雨明けも全国的に記録的遅れ。7/23~7/29の一週間、日照時間は東北で平年比44%、雨量は198%に加えて低温傾向が続く。
天保の昔、二宮金次郎は昼食のおかずの茄子を食べて初夏にもかかわらず秋茄子の味がしたことを不審に思い庭先の草や稲を調べた。
根は普通に生育しているのに葉の先が衰えていることに凶作を予感し里の農民に直ちに地下に出来るもの 芋 大根 蕪 に加えて、稗を荒地や空地、寺社の境内までも作付させた。
はたしてその夏は長雨が続き気温が低く大凶作となり米価の暴騰は米買占めに対する暴動にまでも発展した。
事前に対処した金次郎の村は餓死者もなく隣村に稗を貸し出す余裕があったそうだ。
当時と現在は比較しようも無いがよく似た今年の気候。
日本は食糧が有余って人間はおろか、ペットの肥満やコンビニの時間切れ弁当の廃棄も話題にのぼる。
時々は、餓死まで行かぬまでも食べ物の大切さを思い起こさせる、プチ冷害、飢饉も必要かも知れない。
時節柄毎日のように食卓にのぼる茄子だが秋茄子の味がしてるのか凡人にはわからない。