岩手の頑固親父

恵まれた自然、環境に暮す 老農のつぶやき、ぼやき

「ハッピーエンド」

2007-12-29 18:57:00 | いなか暮らし

Cimg1640 写真 12月の日暮れは早い、午後4時ともなると胡四王山に日が沈む。

映画が大好きで今もレンタルでよく見る。それも西部劇の大フアン。
名だたるウェスタンは殆ど見てる。
 赤茶けた荒涼たる大平原、激しい撃ち合い、悪者退治をしてヒロインに惹かれながらも馬に乗って去る・・・・・・特に大男のジョン、ウエィンの派手なアクションは、たまらなく楽しい。
 最近のレンタル屋さんでは西部劇コーナーは埃を被るように隅っこに追いやられているのが寂しい。

 2004年公開、ケビン、コスナー 監督主演の
 「ワイルド、レンジ 最後の銃撃」を見た。
 西部開拓後期の設定だろうか、いつもの荒涼たる大地ではない。
 緑の豊かな大地を舞台に悪漢退治の後、ヒロインを泣かさずに
 ハッピーエンドになった。
 そうだ、西部劇だってハッピーエンドは嬉しい。

 2007年も暮れる。
 色々あって、それでも総合点は、
 
今年も嬉しい「ハッピーエンド」
年を重ねてくると、無事に過ごせたことは、自分や周囲の人々の努力に加えて、神や仏の加護があったと思うようになる。
 来年もご加護を願って「ハッピーエンド」

 皆さま良いお年をお迎え下さい。
 

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「平均寿命」

2007-12-20 10:30:10 | いなか暮らし

Cimg3194 ※写真 氏神さまの「お年越し」 「可愛い男の子がうまれますように」と弟、妹の誕生を楽しみにしている。

 2005年の国勢調査の結果による県別平均寿命が発表された。
我が岩手県は女性は37位、85.49才 全国平均85.75才より僅かに短いが男性は下から3番目の45位、77.81才 全国平均78.79才より1年ほど短い。

 全国的に5年前の調査より男女いずれも1才強、長生きになってるらしい。
 今、長生きしている大先輩方は、大戦を経験し貧しい暮らしを余儀なくされた人たちである。
 美味しいものを食べ、空調完備の家に住み、焚き火も怒られるダイオキシンもない良き時代に育ったこれからの人たちはきっと平均寿命100才、いやもっと上回るに違いない。

 ・・・・・ということは60代半ばの『頑固親父』、余名10数年。
 少々悪いこともしたからその分の罰として多少短くなるかもしれない。
「やりたいこと」、「やるべきこと」、「やらざるを得ないこと」・・・・・まだ数え切れないほどある。
 欲張っていたら10年やそこらでは不足するかもしれない。間に合わない分は来世に持ち越すつもりでそこそこに頑張ろう。

 人生に定年はない

   Life Has No Age Limit
      福井 永平寺 道元禅師からのメッセージから

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「教育勅語」

2007-12-16 15:08:59 | いなか暮らし

 Cimg3196 30年ほど前、知人から「教育勅語」を染物にしたものを貰い額に入れて我が家の「常居」とよばれる仏間の入り口に掲げている。 写真 大分、くたびれてきているが「勅語」を元に子供達を教育したとか姿勢を正したとか、そういうことではない。
 只、掲げたというだけ、ちゃんと読めるのは戦前の教育を受けた年老いた母だけである。
 ちゃんと読めぬまでもその内容はわかる。

・・・・・爾臣民、父母ニ孝ニ、兄弟ニ友ニ、夫婦相和シ、朋友相信ジ、恭倹己レヲ持シ、博愛衆ニ及ボシ、学ヲ修メ、業ヲ習ヒ、以テ知能ヲ啓発シ、徳器ヲ成就シ、進ンデ公益ヲ広メ、世務ヲ開キ、常ニ国憲ヲ重ジ、国法ニ遵ヒ、・・・・・

 国民の皆さんは、子は親に孝養をつくし、兄弟、姉妹はたがいに力を合わせて助け合い、夫婦は仲むつまじく解け合い、友人は胸襟を開いて信じあい、そして自分の言動をつつしみ、すべての人々に愛のてをさしのべ、学問を怠らず、職業に専念し、知識を養い、人格をみがき、さらに進んで、社会公共のために貢献し、また法律や、秩序を守ること・・・・・(口語訳は国民道徳協会訳文による)

 14日夜の長崎、佐世保市の、銃乱射事件や毎日のように起こる異様な事件を見聞きするたびに「教育勅語」の一文が思い出される。

  

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「チロ、おいで」

2007-12-12 17:50:59 | いなか暮らし

Cimg3192  京都に住む知人が出版した。
 過日、お邪魔した時に「お恥ずかしいですが・・・・・」と、
 一冊頂戴した。写真

 作者は土地柄、西陣の織物を自宅で長い間、織っていたが年だからと数年前にやめた。
 子供達は遠くで独立、孫にも恵まれて、釣りと公職に忙しい夫と義母、3人で新しい家を建て、のんびり過ごしていた。

 ある日、新聞を見てひらめいた。

 「本を書こう、出版しよう」
だが、相談した夫や子供はこぞって反対の大合唱。
 しかし意思は固い。内緒で進めた。
 最終の打合せの電話は義母の葬儀の日、
 みんなの耳が気になり冷や汗が噴出したとも。

 12月めでたく出版

事実を淡々と述べる文章には一匹のノラ猫(もっとも作者はこの言葉がお嫌い)へ対する愛情がひしひしと感じ次第に胸が熱くなる。

 「チロ、天国へ行ったら『ますだチロです』と言うんやで。
  もうノラ猫ではないんやで」

小学3,4年位からから大人まで気軽に楽しく読んで、やがて悲しく・・・・・

  全国の書店で販売中
  amazon ビーケーワンでも買えます。

   ぜひ、ご一読をお勧めします。

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「山陽路を北上中」

2007-12-09 13:25:51 | インポート

「山陽路を北上中」
写真 新幹線から徳山付近 
岩手からはるばる熊本の孫の授業参観 、すっかり成長してたくましくなった孫の勉強ぶりを見た。
 その日の日記 「岩手のおじいちゃんが、さんかんにきました。
 どきときしました…。」

 夜、熊本、再春館製薬のクリスマスイルミネーションに感動、
 翌日 たっぷり遊んで、今日は紅葉の山陽路を新幹線で北上中。
 今夜は天の橋立、明日はいよいよ大好きな京都見物 次第に岩手に向かう。

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