岩手の頑固親父

恵まれた自然、環境に暮す 老農のつぶやき、ぼやき

・・御一行様  ③ みなさまお元気ですね。

2023-07-30 10:39:54 | いなか暮し

 時折スマホに入る花巻地方の大雨警報が気になる。
 昨夜も案の定、盛り上がったあわら温泉の夜、今朝もしっかり元気な皆さん、薄曇りの行楽日和は定刻には出発。
 加賀温泉郷、加賀伝統工芸村「ゆのくにの森」を訪ねた。朝も早いせいか人影は少ない分、ゆっくりできた。茅葺の古民家風建物では、九谷焼や輪島塗、通りはアンブレラスカイとか、色とりどりの傘がいっぱい風に揺れている。
 こちらの民家風建物では加賀友禅、お隣はオルゴールの館やガラス工芸、通り沿いの小川には大きな錦鯉がいっぱい泳いでいる。
 金沢、北陸の伝統工芸、美術品がいっぱい 特に目を引く加賀金箔・・軽い気持ちで土産とはいかぬまでも目の保養はここだけのもの。いいものをたくさん見せてもらった。
 再びバスで小1時間、お昼前に金沢駅に到着、長かったバスの旅、3日間の走行400㌔越えと56ヶ所のトンネル。案内してくれたドライバーさんとはここでお別れ。
 金沢駅では昼食とお土産、荷物になると土産は控えていたが、ここまでくればどんなに大きな土産ももう安心、
 金沢13:00~、大宮で東北新幹線、やまびこ乗り換え、新幹線の6時間は結構長い、車中の話題は早くも「次はどこに行く」と気の早い御一行様。
 土産を抱えて、今日も雨だったという新花巻には18:40着。皆様元気でお帰り、なによりです。

後日談 新花巻に傘持って迎えた家族に「北陸の良く晴れたお天気がお土産だから、明日からは岩手は良く晴れるぞ」・・・・その通りに晴れた、、はいいが今度は記録的な猛暑続き・・・・どうぞ雨を恵んでください・・

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

・・御一行様 ② 永平寺、東尋坊、あわら温泉

2023-07-27 16:00:12 | いなか暮し

花巻は連日の雨降りらしいが岐阜、高山は薄雲の涼しい旅行日和。桜山八幡宮近くの高山祭屋台会館を訪ねた。秋の高山祭りで曳き回される屋台を展示している、近くから下から上から説明を聞きながら素晴らしい彫り物、豪華な山車を堪能した。見とれてるうちに時間となり、隣の桜山日光館の時間が短かったのが残念。
 バスは岐阜から富山、石川を経て門前で昼食後、今度の旅行の目的、永平寺参拝を済ませた。メンバーは高齢者、長い人生には数々の過ちも・・目を閉じて反省、、去年は高野山にもお参りし反省も、仏さま方もお許しくださるかと・・身も心も軽くなって東尋坊へ、

   小さなチケットの写真が素晴らしい 観光船で海から東尋坊を見物、なるほど・・この高さ、絶壁では・・

 花巻には東尋坊にまつわる伝説がある。昔、花巻の高松に真言宗の大伽藍があった。この寺に宗元という僧がいたが余り利口ではなく経典を学んでも理解できない。彼がこの山の観音に祈願をこめて人に優れた大力を授かろうと一心不乱に祈り念願の大力を得た。相撲や力比べをすると相手は死傷するほどで誰も宗元の相手をしない。鬼神のような大力に誰も相手をしなくなり、寺の稚児を連れ出して秋田に旅立ったが持ち前の大力がたたり悪行を重ねて越後から越中、能登の国御坊山にとどまり宗元はここで名を東尋坊と改めたがここにも落ち着けず三国の浦に足をとどめたが、ここでもすっかり持て余され、世人のために東尋坊を殺すことにした。海岸で酒宴を開き、酔った東尋坊を8人がかりで背後から海に突き落とした。そののち、この場所を東尋坊と呼ぶようになった。
 彼はその命日前後、死後まで祟りを残し、毎年如月(きさらぎ、陰暦2月)その頃になると海は時化(しけ)となり船路の安穏を脅かす、これをとうせん坊風という。

 船から上がって、みやげ物屋さんの声の大きな元気のよいおねえさん「どちらから?」 「岩手です」
 「大谷翔平さんだね・・・岩手は、それと○○ヨーグルトはおいしいね」大谷翔平選手は当節、当然だが○○ヨーグルトがこんな遠くまで知られているとは・・・感激。
  やがて、あわら温泉 温泉といえば静かな山の中を思い浮かべるが、ここは田んぼが広がるなかの 大きな温泉街。
  ゆっくり温泉に浸かってからの夕食、この道25年というベテランの仲居さんは、よく気が付きユーモアも理解し雰囲気を盛り上げてくれる・・・・今夜もにぎやかな夜となりそう・・・

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

御高齢、御一行様 ①

2023-07-25 14:52:02 | いなか暮し

高山は好きな街だ。奥飛騨、乗鞍、上高地、、そして古い町並みの  高山は度々訪れている街である。
 前々回は妻と、コロナ禍直前には娘と高山を訪れ、いつもの宿に泊まる。気配りのおかみが大好きだ。
 岩手の人気「鴎のたまご」を土産におかみに逢っていこうとしたら、あいにくの不在。旅行から帰った翌日に電話をもらった、「お会いあできず残念でした・・・」と。♫ 浅葱色した紬が似合う人だった・・「高山の女」♫

 花巻を朝一の飛行機でたてば、すこし遅い昼食には「白川郷」に着く。曇りの花巻は涼しかったが経過地の名古屋のこの日は38℃越えとか。
 御一行様を乗せたミニバスは駐車場入りを並んで待ってる車列を横目にスムースに駐車場入り、予約をとれなかった昼食も予約キャンセルした店を見つけて無事に昼食を済ませ、観光客で込み合う橋を渡って合掌造りの村を散策「長瀬家」をじっくり見せていただいた。
 長く厳しい冬の生活、かって岩手もその暮らしは知っているだけにうなずくことしばしば。
 高齢者御一行様の不思議、スマホ一人一台、カメラも8台のはずだが誰もスマホのカメラを使わない、各自で持参したデジタルカメラをご愛用。
 来た道を小1時間戻って高山へ、人力車の走る古い町並み、お店の試食、おみやげ 今日も観光客がいっぱい。
 いつ来てもなつかしさを感じるこの街である。
 高山陣屋までの自由行動のあと、バスで10分ほど、大きなホテル入り、一緒のメンバー8名、いつもの宿、ひなびた宿屋は似合わない、何せ元気な御一行様は宴会、カラオケは必須。
 旅行第一夜の今晩も時間目いっぱい宴会、カラオケ、、、の筈。
 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

家族と旅を・・・④ 小牧、、花巻

2023-07-07 15:19:16 | いなか暮し

 昨夜、空港で別れて帰宅した次女がマイカーでホテルまで迎えに来てくれた。今日は近場の「小牧山」を案内してくれるという。
 信長公が清州を出て築城、居城とし稲葉山の道三公を攻め落とし岐阜城に移るまで過ごした小牧山城跡、のちには「小牧、長久手の戦い」織田信雄、家康軍が秀吉軍と対峙したという小牧山城は城こそ残ってないが戦国時代の歴史に残る小牧山は標高わずかに87mほどの小山に天守に見えなくもない小牧山歴史館がある。
 展望室から広がる景色を眺めていたら声をかけてくれた方があった。鎧をデザインした前掛けをかけて、歴史の詳しいお話をユーモアたっぷりに、「展望室の周囲をごらんなさい、四方が平らで地球の丸さがわかるでしょう」、広い尾張平野の真ん中に奇跡に近い、この小山から、信長公は「いつか京都に上る」という夢を持たれたはずだという。なるほどと、うなずくお話をいっぱい話してくれて、発展する小牧のPRもわかりやすく話してくれた方のネームプレートには 「ようこそ小牧に おせっかいなお接待 ファンタジーなエンターティメントショー 夢のかたりべ ○○」  
         歴史館の前で「おせっかい夢のかたりべ」さんと記念写真。
  わかりやすい言葉で、楽しいたくさんのお話、ありがとうございました。 
 展望室の床面には小牧、長久手の合戦で築かれた砦の位置を示した大きな航空写真が見事、もっとゆっくり見たかったが・・近くの大きなスーパーで次女の買い物に同行し、夕方の小牧空港
 今日も飛行機に乗ったら又、体が痛むだろうか・・今日はその対策を変えてターミナルに入る前から長袖の服を着こみ体の冷えを防いだら花巻までの1時間余・・今日は全く痛まなかった。

 「ばあちゃん、ただいま。楽しい旅行だったよ。四国にはみやげ屋さんがなくて・・元気で帰ったのが一番の土産だな、ん・・」
 長距離を運転してくれた孫たち、会社を休んで城巡りを案内してくれた次女、旅行経費を負担してくれた長女、そして来年も同じ季節に今度は安芸の宮島へ連れて行ってくれるという・・・
      みんなありがとう。  留守をしてくれた家族とおばあちゃんにも感謝・・・、

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

家族と旅を‥・③ 松山、高知

2023-07-05 14:27:45 | いなか暮し

 道後温泉の朝、散歩に出かけるものあり、朝湯を楽しむものあり、5人一緒の部屋は大きな思い出になる、楽しかった。
 中々起きない孫たちを起こしてバイキング朝食を済ませて、近くの正岡子規記念博物館へ、1時間の予定しかとらなかったのが大間違い、道後、松山の歴史、子規の生きた時代背景・・・わずかの時間ではほんの一部しか見れなかった・・また来てゆっくりとは行かない、遠すぎる。
 高知に戻って、桂浜、竜馬さんの見つめる太平洋、明るい空なのに水平線は見えない薄曇り。
 街では「日曜市」が開かれて賑わっていた、高知の名物らしい。長い通りに露店が立ち並んでいる。覗いてみたら興味のありそうなものが沢山・・・袖を引かれて「ひろめ市場」へ、今度の旅の本当の目的はここかも。
 「ひろめ市場」についてびっくり、かなりの広さに置かれたテーブル、椅子にはいっぱいの人々、食事の注文も列に並んで順番待ち、延々。しばらく待って、、 ようやくお待ちかね「藁焼き鰹のたたき」租塩で味わうカツオのたたき、5切、730円は若い孫たちの旺盛な食欲に写真撮る間もなく売り切れ、写真はタレ、レモンで味わう「たたき」、高知まで来てよかったと感じる一瞬ではある、腹いっぱい食べるぞ、運転役の孫たちも無言で良く食べている。
 どこにもあるカツオなのにここで食べる「たたき」はどうしてこんなに美味しいんだろう。
 腹いっぱいになってから、歩いてすぐの高知城、追手門、近くにはあの有名な山内一豊の妻の像、昨日の松山のお城や今日の高知城など四国には大きなお城が多いのは気候も温暖、領民も豊かだったに違いない・・など考えながらゆっくり高知のお城を見て回った。
 19時過ぎ、飛行機で小牧に向かう、飛行機に乗ったら又あの痛みがあるだろうかと少々憂鬱、乗る前に試しに強めの缶チュウハイをいっぱい飲んで乗ったら・・・やっぱり激しい痛み、効なし。例によって飛行機から降りればケロリ。
 着いた小牧空港で次女と運転手役の孫2人と感謝でお別れした後、長女と空港近くのホテル泊まり、コンビニ弁当とホテルの自販機のビールでゆっくり。娘としみじみ夜遅くまで話したのも旅の楽しかった大きな思い出の一つになるに違いない。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする