岩手の頑固親父

恵まれた自然、環境に暮す 老農のつぶやき、ぼやき

始まった夏休み

2015-07-29 21:24:48 | いなか暮し

 岩手は、春4月下旬に29℃を記録して以来暑い日が多い。
 7月下旬になって暑さの有名どころと張り合う毎日が続いている。
      
 「午後、ところにより夕立が・・・・」予報が出て見事な入道雲が見られるが暑い雨なし天気が続く。

 遅い岩手の夏休みが始まった。にぎやかな毎日が続く。
 孫たちの好きなホテルバイキング、そして海水浴 
 「よし、忙しいお父さんお母さんに代わって連れてってやろう。」


 「お母さん、孫たちの夏休みの予定は・・・・?」
ダイアリーを取り出したお母さん

    子供会行事、ラジオ体操
    勉強塾
    習字にピアノ
    青少年キャンプ
    スポーツ教室
    家族登山
    花火に七夕  etc・・・・・

恐れ入りました、それでなくとも短い岩手の夏休み、予定がぎっちり

孫たちと楽しい海水浴は夢と消えました。

 昔の子供たちは毎日、暑い日差しの中で遊びまくっていたような気がするけど・・・・・と。
 最近まで思っていたがそうではなかったらしい。 今も昔もべんきょうする子はやっぱりしっかりやってたらしい。
 その頃から遊び呆けた子と勉強した子がいたらしい。
 今、その差に愕然とする。

 

 

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「鎮守さまのお祭り」

2015-07-23 15:22:01 | いなか暮し

   実がこぼれ勝手に生えた、ホウキギ  
昔は茎を乾燥して束ね、ほうきとして利用された。

     実は秋田県の郷土料理「とんぶり」の材料となる。
                   子どもたちは トトロ だと言う。

 真夏の暑さももうすぐに過ぎてやがては収穫の秋
   豊作の秋は何にも増して嬉しい時代がかってあった。 豊作を祝って鎮守さまのお祭りには奉納演芸会がどこの村でも行われた。
    地元の青年男女が農作業のあいまに練習を重ねお芝居や演歌の踊りを奉納、披露する。
    あの 森 善朗元首相もかって故郷、石川県で「勘太郎月夜唄」を踊って地元のスターだったと読売新聞「時代の証言者」に書いておられた。

  自治体が力を入れる観光祭りはともかく昔ながらの鎮守さまのお祭りは静かになった。
   それでも3年に1回の演芸会ともなれば各集落に出演が割り当てられるが昨今、若者がめっきり少なくなり出演者もかっての20代中心から現今は40から60代までも

 わが里もかっては敬老の日とおなじ9月15日が鎮守さまのお祭りで学校も会社も休み、昼は子供会の神輿が練り歩き夕方からスピーカーもにぎやかに演芸会が行われたがいつの間にか敬老の日がどこかに移動し祭りだけが9月15日に残った。
  その頃から子供神輿が無くなり、毎年行われていた演芸会も3年に一度となった。

 暑い今の時期から秋祭りの演芸会の練習が各集落で始まる。

 若い人たちや子供たちが鎮守さまに行く機会が少なくなったのは残念。

 

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梅林の珍客

2015-07-15 21:47:38 | 日々の暮らし

 今年も梅が大豊作、日照り気味の気候が生育に適しているんだろうか。

   青梅の収穫はすでに終わっている頃、我が家では少し黄色身を帯びた梅を収穫する。
 少し、柔らかめで塩分を極力抑え五倍酢で味を調える。
 シソの葉をたっぷり入れた真っ赤で柔らかい梅漬けが我が女房殿のご自慢。

 蜂蜜、焼酎漬けをたっぷり仕込んで、それでも余った梅は近所におすそ分け(貰った方でも迷惑?だろうが押し付ける)
 なにしろ成木の色々の品種が4本も、獲れる量も半端ではない。
 水戸の偕楽園の梅はそもそも籠城戦に備えた食料として植えたと聞いたことがあるがうなづける。

 そんな梅林に珍客

  水辺から随分と離れているのにこぼれた梅の中に大きな亀が・・・・・・

 我が家になにか嬉しいことがあると訪れてくれる亀

     以前には長男がお嫁さんを連れてきてくれた時や
     孫の誕生の時にも来てくれた。
 今年はどんな嬉しい出来事を持ってきてくれたんだろう。

 「孫の入学」、

 「長男一家の家の落成」

 いや、今年は我々老夫婦の終の棲家のリフォームを祝ってくれたか・・・・・・

  

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虫まつり

2015-07-12 20:58:53 | 日々の暮らし

二十四節気  小暑
    初候 温風至る   七月七日から十一日頃

     夏の風が熱気を運んでくるころ

 今年の夏は暑い日が続いている  温風どころか「熱風至る」実感

虫まつり 7月始め、今年もその時期となった。

 田畑の農作物が順調に育つことを願って、それを見守る農家の人たちは心配ごとがいろいろある。
 害虫の発生も大きな心配事の一つ、害虫が発生しないことを願って「虫除けのお札」を田んぼや畑に建てる。
    
 農薬もあるし、今どき「虫除けのお札」とはいわずに、どこの家でもお札を田んぼや畑に建てる・・・・・。

それにしても今年の天候 雨なし、暑い日が続く
昔だったら水不足で大騒ぎしたことだろうが今は各地に大きな水がめがある(ダム)、加えてわが郷には三郎堤が満々と水を蓄えている。

水不足の話は聞かないが雨の降らない畑は大変、水やりが毎日の日課となっている。

 この先、3ヶ月予報は曇りがち、低温傾向・・・・そうだろう、いつまでも晴天、高温が続くはずがない。

 雨はいつになったら・・・・「ヒデリノトキハナミダヲナガシ

                  サムサノナツハ オロオロアルキ・・・・・」 

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「橋野高炉跡」遺跡を

2015-07-11 21:23:52 | 日々の暮らし

 人気の釜石「橋野鉄鉱山」洋式高炉跡
 江戸時代末期、大島高任が釜石橋野に築いた洋式高炉・・・・・

 近くを何度か通ったこともあるし大島高任と言う名も知ってはいるが、いまいちその価値がわからない。

 価値を見出すべく妻を連れだって橋野高炉跡に向かった。
 以前に通った時より車の数も多いしすれ違う車も県外ナンバーが結構多い。

 橋野鉄鉱山インフォメーションセンターで聞いたら訪れる人が絶え間がないと言っていた。センターで予備知識を仕入れていざ橋野高炉跡へ
 案内してくれる方の説明がとても良い。

 「なるほど」 「なるほど」・・・人気の価値は充分、すっかり橋野高炉跡通になって沿岸に下る。

 その夜は三陸町綾里泊り
 腹いっぱいの海の幸に満足して夜、10時半過ぎテロップが流れる

 「釜石 橋野高炉跡が世界遺産登録なる」

 たまたま、世界遺産登録の僅か数時間前に見学した事に感激。

 翌日、腹具合が不調で学校を休んだという孫も心配 みやげに新鮮な海鞘(ほや)を「おさかなセンター」で買って早めに帰途に。

 帰りの道沿いの 大船渡、住田、遠野は山々の松が美しい緑を見せている。
       

 花巻地方の松はマツクイムシに食害されすでに壊滅状態だから
       

一層美しく見えているのかもしれないが、時おり食害されたとおぼしき松も見える。

松の歴史は人間よりも長いに違いない。
数千、いや数万年もの歴史、その松がちっちゃなマツクイムシに食い荒らされ被害が広がる。

橋野高炉跡遺産を守りつつ、緑の松も大切に!!

 

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