岩手の頑固親父

恵まれた自然、環境に暮す 老農のつぶやき、ぼやき

「鎮守さまのお祭り」

2015-07-23 15:22:01 | いなか暮し

   実がこぼれ勝手に生えた、ホウキギ  
昔は茎を乾燥して束ね、ほうきとして利用された。

     実は秋田県の郷土料理「とんぶり」の材料となる。
                   子どもたちは トトロ だと言う。

 真夏の暑さももうすぐに過ぎてやがては収穫の秋
   豊作の秋は何にも増して嬉しい時代がかってあった。 豊作を祝って鎮守さまのお祭りには奉納演芸会がどこの村でも行われた。
    地元の青年男女が農作業のあいまに練習を重ねお芝居や演歌の踊りを奉納、披露する。
    あの 森 善朗元首相もかって故郷、石川県で「勘太郎月夜唄」を踊って地元のスターだったと読売新聞「時代の証言者」に書いておられた。

  自治体が力を入れる観光祭りはともかく昔ながらの鎮守さまのお祭りは静かになった。
   それでも3年に1回の演芸会ともなれば各集落に出演が割り当てられるが昨今、若者がめっきり少なくなり出演者もかっての20代中心から現今は40から60代までも

 わが里もかっては敬老の日とおなじ9月15日が鎮守さまのお祭りで学校も会社も休み、昼は子供会の神輿が練り歩き夕方からスピーカーもにぎやかに演芸会が行われたがいつの間にか敬老の日がどこかに移動し祭りだけが9月15日に残った。
  その頃から子供神輿が無くなり、毎年行われていた演芸会も3年に一度となった。

 暑い今の時期から秋祭りの演芸会の練習が各集落で始まる。

 若い人たちや子供たちが鎮守さまに行く機会が少なくなったのは残念。

 

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