岩手の頑固親父

恵まれた自然、環境に暮す 老農のつぶやき、ぼやき

散歩道

2014-11-28 17:17:06 | 日々の暮らし

地区の北東方面の大森山199.2mは

 夏の夏至の早朝、見る場所によって円錐形の大森山に昇る太陽は、

地区の大先輩、クローバー博士として名高い小原先生は

宮沢賢治の描いた「日輪と山」のモデルではないか、

そして「経埋ムベキ山」のひとつではないだろうか・・・・との説を唱えていた。

 大森山はわずか100m弱の標高差で気軽に登れることから散歩コースとして人気が高い。

 登山道の案内板はクローバー博士小原先生の揮毫によるが最近大分痛みが激しくなっていたので、この道をよく利用する中島氏らによって補修された。

 登山道の落葉掃除も終わり、散歩の受入準備は万全、お近くの方々、ぜひ一度お訪ねください。

     晩秋の大森山から望む北上平野は雄大!

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雨音

2014-11-20 18:29:47 | いなか暮し

 一本で3キロもある大根、大きすぎると妻が嘆く。
 去年の北上川の洪水で泥と養分が畑にたまったせいか、あるいは今年の気候が大根の生育に適していたんだろうか?

 最近の傘は16本の傘骨入りが多くなったように思う。
 傘骨が多い分、布がピーンと張り、あたる雨粒の音が快い。

 「パラ パラ・・パラ パラ・・・・」

 昔、傘と言えば番傘を指した。 学校に向かう雨の朝
 「パラ パラ パラ 」心地よい雨の音は子ども心には快かった。
 下から見上げる傘の細かい細工に感動した思い出がある。

 

 雨の上がった、放課後 開いた番傘を車輪に見立てて、転がしながら帰る。
 油紙の傘は破けて「破れ傘」となり親に叱られる。

 傘にあたる雨の音は遠い昔を思い出させる。 「パラ パラ ・・・・」

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形見の甲冑

2014-11-17 17:19:48 | いなか暮し

二十四節気(にじゅうしせっき)

     立冬

       末候 金盞香し  きんせんこうばし

            水仙の花が咲きかぐわしい香りが漂うころ。

          金盞とは金色の杯を意味し黄色い冠をいただく水仙の別名

               (新暦では11月17日~11月21日頃)

                  ━ 日本の七十二候を楽しむ━から

 先日亡くなった知人の遺族から「生前親しくしていただいたお礼」にと故人が大切にしていた

甲冑一式を形見としていただいた。

 等身大の立派な甲冑と太刀。

 仏間でどっしりと構え、白い髭をたくわえた黒い顔(面頬(めんぼう)とかいうらしい)は周囲を睨んでいるようにも見える。

 我が家の女性陣は「恐い」という

 

 チャンバラ好きの孫だけは兜をかぶったり自分の身の丈にも近い大きな太刀を振り回している。

 「斬られ役」はここしばらくは追いかけまわされる羽目に

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「蒸しピーナッツ」

2014-11-11 18:24:04 | いなか暮し

 風情豊かな落葉・・・・とはいかない。

 風で飛ばされた紅葉がどこまでも吹き飛び後始末の掃除が大変。

 強い霜の朝、風が吹き始める前に無残にも、幹を揺すって葉を落として掃き掃除をするのが最近の朝の日課。

 

 毎年、秋に静岡の知人から収穫したばかりの生のピーナッツが送られてくる。

 大粒のピーナッツは大人の親指よりも大きい。数日乾かしてから蒸して食べる。

 普通のピーナッツとは違う、独特の味、食感が素晴らしい。

 生で届いたピーナッツ、試しに今年は我が家でも栽培してみたら大きなピーナッツが沢山採れた。

 秋、 ピーナッツ、梨、リンゴ、柿、栗・・・・・・

                  食事制限中のわが身には辛い。

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この秋、イナゴが・・・・・

2014-11-06 06:47:50 | いなか暮し

この秋、柿が大豊作

 お隣の柿が豊作を喜んでも仕方がないが、これだけあれば何れ大量のおすそ分けが期待できるはず。

 大陸で異常大発生したトノサマバッタが日本海を越えて飛来、東北地方に襲いかかり農作物を食い荒らし日本全体に飢餓の危険がせまる・・・といったような内容だったと思う、西村寿行「蒼茫の大地・滅ぶ」

 そのトノサマバッタの仲間だろう「イナゴ」

 あぜ道に無数に飛び交い稲の葉を食い荒らす害虫ではあった。

 また田んぼから得られる重要な蛋白源として「佃煮」として利用された時代もあった「イナゴ」、年々少なくなってるとは感じていたが今年の秋、ついに一匹も見かけなかった。

 どこに消えたんだろう、そう言えば赤とんぼもほとんど見かけない。

 農薬がミツバチの世界に影響を与えていると言われているが、農薬を田植と同時に土中に埋め込み長期間病害虫を防ぐという農家にとっては、大助かりの農薬もあるが、あるいはそんな農薬などが「イナゴ」や「赤とんぼ」の生息に影響してるのかもしれない。

 「イナゴ」「赤とんぼ」の世界ではデング熱、エボラ・・・の比ではない、全滅が現実。

 

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