岩手の頑固親父

恵まれた自然、環境に暮す 老農のつぶやき、ぼやき

「チコ」

2009-08-28 10:58:50 | いなか暮らし

元気な岩手の紹介 花巻市・早池峰神楽 右イラスト
          国の重要無形民俗文化財、近くユネスコ無形文化遺産一覧表登録が予定されているMaturi17

Cimg5781_2 樹齢100年の我家自慢の紅葉にぽっかり。
夏休みで帰省した腕白孫たちが 大枝を切り落として帰った。

「チコ」
 我家の飼い犬3頭、いずれも高齢、日本の縮図のようでもある。
 その一頭「チコ」、つい1ヶ月前に入院手術を受けて自宅療養中だったが2、3日前の朝、冷たくなっていた、享年12歳。
 飼い主に捨てられる子犬を会社の窓越しに見た娘が拾って育てた。
 頭も容姿もいまいちだったが性格が穏やかだったので次々育つ4人の孫のいい友達だった。
 手術の後は好きなチーズや静かな散歩をしていたが最後まで痛みは無かったらしいのが救い。
 昔、死んだ馬を葬った「蒼前さん」に家族総出で埋葬した。
「チコ」も幸せな一生だったに違いない。

 それにしても「チコ」の入院、手術費用10万円の出費は痛かった。

                     合掌

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「花巻東高校」

2009-08-20 05:28:26 | いなか暮らし

元気な岩手 寒い今年の夏だが

 岩手は燃えている。
123_2 

8月19日の読売新聞一面「編集手帳」から
 同誌をごらんになっていない方のために「編集手帳」子には恐縮だが感動したので引用させていただく。
 『ドイツのソプラノ歌手エリカ、ケートさんはイタリア語は「歌に向く言葉」フランス語を「愛を語る言葉」ドイツ語を「誌を作る言葉」と評した。
 日本語はとの浅利慶太さんの問いに彼女は答えた。
 
「人を敬う言葉です」

 17日の甲子園の高校野球中継で実例に接した。
 横浜隼人(神奈川)戦に完投した花巻東(岩手)菊池雄星投手の勝利インタビューである。
 「これまでも練習試合で対戦し、ずっと横浜隼人のようなチームになりたかった。きょう勝てて、少し近づけたかなと思う」
 選抜の準優勝投手で、屈指の左腕で、文句なしの快投を見せた直後で、多少の大口は許されるだろうに、この言葉である。
 じつを言えば小欄は郷土の代表、横浜隼人を応援していたのだが、負かされた悔しさはどこかに消えていた。
 言葉は、人の心を潤す魔法の水だろう。
 折りしも列島は選挙一色、激戦の中でも「人を敬う言葉」は忘れずにいて欲しいものである。』

 きょう花巻東高校は三回戦、宮城の東北高校と対戦する。

 地元花巻いや岩手は試合が始まると野良に人影が無くなり交通量がめっきり少なくなる。みんな応援している。

 花巻東高校 悔いのない戦いを!!

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「盆踊り」

2009-08-18 20:25:41 | いなか暮らし

Cimg5573元気な岩手の紹介 美しい白樺に囲まれた盛岡・岩洞湖 右イラスト
  今年の夏、一体どうしたんだろう。Mizuumi2
 日照時間が極端に短く、夏を待ってる間に秋が来てしまった。今夏の我家は扇風機が出ず仕舞い。
 8月に入って一日だけ晴れた朝、晴れて嬉しいのか、三郎堤にはいっぱいの鷺やら小鳥が羽を乾かしていた。

「盆踊り」
 地区では盆踊りが絶えて久しい。復活を望む声もチラホラあるが主催者は人集めに苦労する。
 かって各種の青年団体活動が盛んの頃は時期ともなれば準備が進み、当日ともなると日の暮れを待ちかねた子供達がスピーカーの音にウキウキ集まってきたが現代の盆踊りはやっぱり商業ペース。
 生ビールに沢山の景品、無料の団扇が無いと人は来ない。

 盆踊りはおろか迎え火を焚く家も最近は殆ど見かけない。
 お仏壇の前で一家揃っての精進料理・・・・も無い。
 家族はみんな、外で焼肉パーティに花火。

 お盆で折角訪れた精霊の皆様方も、すっかり疎外感にさいなまれ送り盆までのお仏壇滞在中はヒマを持て余しているに違いない。

 夕方、隣の地区の盆踊りの音が聞こえてきた。
 それが、何と懐かしい三波春夫の「チャンチキおけさ」 もう、何十年前の曲だろう。
 きっと主催者は高齢者、それもかなりの・・・・

もっとも最近の唄、盆踊りの出来るような曲も無いが。

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「今朝の収穫」

2009-08-03 20:55:02 | いなか暮らし

元気な岩手の紹介  花巻・田瀬湖 淡水魚の豊富さから太公望のメッカとなっている。Damu2

 「今朝の収穫」
Cimg5524  日照の極端に少ない夏とは言えこの時期多くの野菜が稔る。
 今朝も篭いっぱいの収穫。

 「ゆうべも狸にトウモロコシをやられた」と妻が笑っている。
 今年はラズ、ブルーベリーも大豊作、植えつけて数年のキウイも沢山実を着けている。
 大家族といえどとても食べきれる量ではないが夏野菜は原則、産直に出さない。
 凡そこの時期は値段が安いから出荷するより分けて喜ばれた方が嬉しい。

 ご近所に声をかけられる。
「今朝はごちそうさま」  「ん ??」 沢山の野菜の処分が始まった。
 妻は野菜をまず、となり、近所に配る。
 近所から親類、知人と親切の押売りの輪は次第に広がり、やがて宅配便に及ぶ。
 日本中の知り合いや縁故に長持ちするジャガイモ、人参、たまねぎ、ニンニク・・・・・Etc を加えて。
  時には宅配料金の方がと首を傾げるが、そんなことにはお構いなしにせっせと野菜を作り収穫して知合いに分けるのが妻の唯一の楽しみでもある。

やがて「沢山の野菜が届きました」と各地からお礼の電話。
 沢山の野菜の処理の仕方から漬物談義、講習・・・・・・
 筋金入りの長電話は留まるところを知らない。

孫たちも野菜を良く食べる。
 大好きなトウモロコシは狸にも負けない、ご飯にトマトを載せただけのトマトライスが大好物。遠くに住んでる孫たちも夏休みにおいで。大好きなブルーベリー腹いっぱい食べれるよ。

 涼しい、日差しの少ないこの夏。
 ひとたび日が差せば野菜も色づき元気になる。

 真夏の日差しが待ち遠しい。

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