岩手の頑固親父

恵まれた自然、環境に暮す 老農のつぶやき、ぼやき

「楽しむ農業・・・」 ?

2017-04-26 16:58:59 | いなか暮し

  三郎堤の桜は4月25日が満開、翌日は冷たい雨に打たれている。
              桜と共に今年もSLがやってきた 

 今から30年ほど前、当時高三の娘が夏休みを利用してアメリカの農家にホームスティをした。
 「アメリカでは大学の先生や退職した人が農業をやってた」 
 「ふーん、そんなもんか・・・」と、聞き流していた。

 そういえば「世界一貧しい大統領」、南米ウルグァイの前大統領、ホセ・ムヒカさんも小さな家に住んで花や野菜を作りながら豊かな暮らしを楽しんでいる。

 人は自然に戻るものらしい。

 我が郷にも、近年自然に戻る人がポツポツ見られるようになった。
 農機具を買い入れて本気に取り組む人や、親の後を継いで農業を楽しむ人など、それぞれに農業を楽しんでいる。
 儲けよう、利益を上げよう、そういう農業経営も勿論必要だ、一方、楽しむために、体の健康のために、定年後の有り余る体力を生かして生産組織のオペレーターも良い。
 昨今、楽しむ農業を目指す人が見えたように思う。
 今になって、ようやく 将来のあるべく農業の姿が見えてきたように感じる。

 僅かの田んぼや畑を、楽しむと言っても気は抜けない。
 急変する天候を予測し、害虫の発生に目を光らし、油断したら難雑草に負ける。

 楽しみつつ、程よい運動、程よい緊張感、作物を育てる喜び。

 収穫の喜びと 有効な脳トレにもなる・・・自然に戻ろう。 

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「足を冷やすと・・・・・」

2017-04-22 18:43:51 | いなか暮し

  桜の到来を待ちかねている頃、北上川の岸辺は
  柳、青めている・・・・

 ご同輩、(後期高齢者入口付近以上の方々)の、みなさまご存じないだろうか。
 昔、寒い時期にスカートをはきたがる女の子に
 「すねから(足)冷やすと、わらす なしぇにゃーぞ(子供を産めなくなるぞ)」と、お年寄りは諭した事を。

 最近の若い人たちは中々、結婚に踏み切らない。
 ようやく、結婚したと思ったら、今度は赤ちゃんができない。
 お年寄りは頑張って生きているのに、人口は減る一方。

 「腰とか尻は脂肪に包まれているから良いが 「足を冷やすと・・・・」
 岩手放送の人気アナウンサー、菊池幸見さんも岩手方言詩のCDでおっしゃっていた。
 まだ若いのに良くご存じで・・・・

 暖かい沖縄では子どもがけっこう多い。
 足を冷やさずに子供を沢山生もう、
 近所に赤ちゃんや、子供がいないのはとても寂しい。

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ナビ人間

2017-04-13 11:08:59 | いなか暮し

  極端に早咲きの去年に遅れること20日あまり
 庭の枝垂れ梅は4月10日に咲き始めた。

 春休みの1日、明日中学入学と小3の孫、それぞれ入学、進級祝いに盛岡方面に、外食、博物館へと出かけた。
 外食狙いはピザやデザート食べ放題のお店
 今日までの小学生料金で、得した気分で腹いっぱい。
 4号線を北上して、県立博物館では納得いくまで見せて、帰りは滝沢インターから花巻に帰った。
 たったこれだけのドライブに、今日もカーナビを使っている。
 ナビの優しいお姉さんの声に促されて、「300㍍先、左です」 「次は右です」
 たまに間違えるとリ、ルートもしてくれる。

 もし、明日も同じコースでと言われたら、やっぱりナビがないと行けないと思う。
 ナビに頼って何も覚えていない・・・・・
 昔、コンパス片手に、道なき道を山登りした感覚はもうない。
 動物的感覚はすっかりなくなったのだ。
        「ナビ人間」になってしまった・・・・

 

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新聞少年

2017-04-07 17:02:07 | いなか暮し

  冬の間、雪がなく暖かく過ごした分
               春を迎えてから気候の変動が激しい。

 今朝も「新聞配達員募集」のチラシが折り込まれている。配達員が不足らしい。
 昔、年上の子が中学になると、小学4,5年生の子がその配達地域の後をついで新聞配達をした。

 雪の朝、愛犬が先に走って、足跡をつけた後を元気に新聞配達をしてから、大急ぎで朝ご飯を食べて学校に向かう。
 そんな子も、もう40代半ば、その頃が小学生の新聞配達の終わり頃だったろうか、その後は見かけないように思う。
 当時、手動で消灯した街燈のスイッチは、子どもの手の届く場所にあり、子供が新聞配達をしながら消灯して回った事が褒められ、話題になったことがある。
 アメリカでは、大統領の息子でも一回は新聞配達を経験させると聞いたことがあるが、今の大統領の息子や孫はどうだろう・・・・

 テンポが良く、明るい歌がある。
    山田太郎 「新聞少年」

          僕のアダナを 知ってるかい
               朝刊太郎と 云うんだぜ

          新聞くばって もう三月

             雨や嵐にゃ 慣れたけど

          やっぱり夜明けは  眠たいなぁ 1965年、もう50年も前の歌だ。

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