岩手の頑固親父

恵まれた自然、環境に暮す 老農のつぶやき、ぼやき

6:1

2022-12-15 15:52:59 | いなか暮し

 雪ももうすぐというのに木の枝先にはウメモドキや柿がいっぱい残っている
 いつも年なら鳥が群れを成して、食べあさるのに今年はあまり見かけない。今どきの子供は柿など目もくれないから、どこの家でもいっぱいの柿が実ったまま。鳥も食べ飽きたのか、それとも地球温暖化で小鳥が減ってしまったのか、、、?

 明治生まれの祖母は大の世話好きで、運勢判断や結婚運などよくやってた。訪ねてきた親せきや親類が「お見合いしたけど・・・?」、古びた、少し怪しい本を持ち出しは生まれ年、月など聞いてから、しばらく本をめくり「これは相性がとても良い・・」とか。
 相性が悪いと聞いたことはあまりなかったように記憶している。その祖母が「お前たちは皆さんのおかげで夫婦になれたんだから、生涯に2度以上の仲人をしなさい、世の人がみんな2回以上の仲人をすれば世の中の人がみんな幸せになる」
 振り返ってみれば、仲人2回、結婚式の司会5回ほどやってた勘定、仲人と言っても昔のように弁当背負って嫁さん探しではない、すでに「できた仲」のいわゆる頼まれ仲人、結婚式に盛装して、ひな壇に新郎新婦と座ってニコニコの役目。
 司会、進行役の方がむしろ大変だった、印象に残る司会役はもう40年ほどの昔、両親から頼まれての司会は「実は双方の家は宗教が違うので、いつものような神仏の前での式は困る、、」当時は大方が神仏の前で角隠しに文金高島田、紋付き袴で三々九度の盃が当然の時代、無宗教は初めての経験というホテルと種々打ち合わせて、当時珍しかった無宗教による人前結婚式とやらをやり、概ね好評を得た、のちにホテル側から「勉強させてもらいました」

 計7回の携わった結婚式、のちに一組は離婚してるから勝敗は6勝1敗、敗れた1組もその後、幸せに過ごしているから1敗というより取り直しかもしれない。
 「6勝1敗」、優勝ではなっかったが「準優勝」と自負している。

 「昭和に亡くなったおばあちゃん、言いつけ通りに、生涯に人のお世話もいっぱいしたよ・・・・・」

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