郷の名木 最近の人気一位は胡四王山山中の「愛染杉」
大分年輪を感じるこの杉。
一本の杉が途中で2本になり、更にそのあと手をつなぎ合ってる という珍しい姿から、つけられた名前が「愛染杉」
雪には足跡が沢山ついていたから今の寒い時期でも訪ねる人が多いんだろう。
胡四王山頂、本殿から一つ下の遊歩道を一回りすると見られる。宮沢賢治記念館にも近い。
1月2日の胡四王山蘇民祭、今年は好天に恵まれて大勢の人出で賑わった。
その前に行われる裸参りはロケーションが好いところからカメラマンの人気が高い。
我が家の6才孫も去年に続く最年少参加、去年の寒さを心配して肌着を着ての参加は「反則」とばかり
今年はみんなと同じ裸に晒し、腰にしめ縄、頭にきりっと鉢巻を締めて、「おみくじ」を包んだくわえ紙を
咥えて凛々しく参加した。
多くのカメラに気を良くして無事に山頂まで登り一息ついて、濡れたくわえ紙をほどいて中のおみくじを開いてびっくり!!
新しい年を迎えてほどなくお寺さんから二枚のシールが配布される。
左の「鎭防巛燭」(ちんぼうかしょく)は火災を鎮め防ぐ。
お寺さんの多くは木造、火災は大敵、防火のために諸堂に張られたものが発展して檀家に配られたらしい。
本来は4月5日前後の「清明」に配布されるものらしい
右 「立春大吉」1年の始まり立春の日に禅寺の門前に張り出される文字、お札。
立春の前日、節分に豆まきをして一年間の厄を払い、翌日立春の日を一年の始まりとして
新しい年に「厄」が来ないようにとの願いを込めて「立春大吉」のお札を貼る。
鬼が「立春大吉」のお札を貼ってある家に入る。
門を入ってふと振り返る
「ん・・・」
やはり同じ「立春大吉」と書いてある(裏から読んでも同じに読める)
「オット・・・・・まだ ここには入っていなかったか?」と
勘違いして鬼が門から出て行ってしまう・・・・・というお話も。
もっとも最近の若い世代の新しい家はこんなシールはいらない
「二重ロックにセコムしてるから家ではいらないわ!!」・・・・・
続く寒さの中で、庭の「こぶし」は綿毛に包まれて芽をはぐくむ。
帰省した人たちが首都圏に戻る様子が放送されている。
地方のお年寄りから「お年玉」という名で集金されて、又地方のお金が首都圏に吸い取られた。
近所の有望な高校生が、この春首都圏の大学に進学する。
おそらくは卒業してそのまま、首都圏に就職と言うことになる。
この先、「30年以内に震度6弱以上の揺れが起こる確率は東京46%、横浜にいたっては78%」、
とても怖い首都圏とわかりつつもその魅力に人、金が集まる。
政府の地方創生策は2020年目標に地方から東京に移る人を現在の41万人(13年)から7万人減らす目標があるらしいが・・・・
地方のお金や若い人たちの首都圏集中、停まらぬ「一極集中」
どうなる日本 というか どうする日本・・・・