岩手の頑固親父

恵まれた自然、環境に暮す 老農のつぶやき、ぼやき

「エコプロジェクト」

2010-07-29 16:04:47 | いなか暮らし

みんなで楽しく、町を、地域を、お掃除しませんか?
 チェーンソーメーカーのSTIHLが呼びかけるエコプロジェクト

 今回、当地域の里山「大森山」で行われた。
 「大森山」は宮沢賢治の絵 「日輪と山」のモデルだろうといわれてる。

 おそろいのTシャツに帽子、軽い体操の後、軍手をして山道の枯れ木を片付けながら2歳から84歳のおばあちゃんまで凡そ100人ほどが元気に登頂、眼下の北上平野を眺めたあと、麓に戻って絶滅危惧種「ゼニタナゴ」の棲息調査の地引網を全員で引いた。
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 沢山の「ゼニタナゴ」の棲息が確認されてまずは一安心した後、「ゼニタナゴ」に悪さをするザリガニを沢山捕まえた。Cimg6793

 広い野原の松林の陰で涼しい風にあたりながら、焼きたてのパン、ソーセージの昼食、悪さをするザリガニもソーセージと一緒に焼いた時は子供達から小さな悲鳴も上がった。Cimg6795_3

  楽しい一時ではあったが何しろ暑かった。
 夕方のニュースで「今日、岩手の梅雨明け」が宣言された。どうりで・・・・

翌日、地元紙に当日の模様が報じられた。
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残り数日の見頃「紫陽花(あじさい)」

2010-07-16 20:52:43 | いなか暮らし

 この先、数日の予定も入っていない。
 久々に妻と小旅行、・・・・・ところが一泊圏内は何処も雨マーク。
 雨・・・菖蒲は、終わった。  雨、、、、紫陽花(あじさい)  これにしよう。
「一緒に行く・・・」 すがる孫に冷たく手を振って一路、噂の一関 「みちのくあじさいまつり」 雨に煙る杉林の中にあじさいが見えた。
 Cimg6753 まずは食事、広がるあじさいを眺めながら関のもち料理を堪能してから
 カートでまずは一回り。
 15㌶の杉の林に敷き詰めたようにあじさいが咲き誇る。
 300種類25000株いや現在では3万株を越えているだろうとか。
 この規模は日本一だろうと言っていた。
カートを降りて散策は敷かれたチップが足底に心地よい。
 杉の林に紫陽花、それにしてもこのあじさい園のスケールはすごい
 
無類の花好きの妻も大感激している。連れてきて良かったなーとしみじみ。

 こんな句を思い出した
 「迷う紫陽花 七色八色 色が定まりゃ花が散る」
 そろそろ色を定めないと散ってしまうかも知れないなー・・・・・・
 まだまだ迷う「頑固親父」ではある。

せっかく出かけた一関、今夜は矢びつ温泉「瑞泉閣」泊まりとするか。
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「亀さん いらっしゃい」

2010-07-12 06:46:44 | いなか暮らし

 あぜ道に軽トラックが3台、一様に麦わら帽子の3人があぜ道に腰掛けてのんびりと話してる。4月以来の農作業が、7月始頃にようやく一段落、お盆にかけて農閑期となる。
 話題は何だろう。サッカー(違う)、野球賭博の大相撲(あるいは・・)おそらくは参議院選挙の話題だろう。
 「誰、書けばえー?」 
 野良を走る選挙カーはみんな「農林水産業の振興・・・」、うるさいから手を振ると「ご声援ありがとうございます。
○○は頑張ります・・・・」 みんな同じ。

Cimg6732 「亀さん、いらっしゃい」
 田んぼの稲が穂つくりに入る直前に」田んぼの排水を良くするために溝切りという作業があちこちで見られる。
 その作業の頃、何年かに一度「亀さん」に出会う。今年は水路を悠々と泳いで大きな亀が姿を現した。

「亀さん」と出会うと我家では決まって良いことがある
 長男がお嫁さんを貰った年、初めての孫が生れた年、その孫が元気に育つ3才の年にも現れ、その時は
 「ひとり孫に弟か、妹が欲しい」と願いを託して「亀さん」に、一晩ご馳走して放して数年、願い叶って今では元気な弟が走り廻る。
 今年、出会った「亀さん」は甲羅が22センチもの大型。
 どんな大きな幸運を運んできてくれるだろうか。

 「亀さん」はキャベツが大好きだと言う孫の話を信じてキャベツや金魚の餌をあげて近くの「炭焼沢堤」に放した。

 孫達に竜宮城の話をしたら
 「フーン・・・・竜宮城に行くのは仙台空港から?」
 「???・・・・・・・」

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「大相撲中継」

2010-07-04 18:43:35 | いなか暮らし

Cimg6742_2  近くの公園に「ドウダン」が植えられた頃から見慣れない草が生えた。
 蔓が「ドウダン」に絡み付いて2.3㍍も伸びて根性もなかなか。
 舗装道路を越えて向かい側に芽を出し、少々の除草剤には負けない。植えられた「ドウダン」の輸入培土に外国の草の種が混じったのだろう。
 セイタカアワダチソウのように日本中にはびこるかも知れない。

「大相撲中継」
 当時16才の母は亡き父に見染られて嫁入り、18才にして珠(?)のような男の子、「頑固親父」を産んだ。
 以来60数年、母も老いて80代半ば。去年までは屋敷の草むしりに毎日のように励んでいたが、さすがに今年は外の仕事には出なくはなったが、元来のきれい好きは変わらずに風呂やトイレ、茶のみ友達とのおしゃべり室の掃除はかかさずにピカピカ。
 合間には鉛筆を舐めながら日記を書いている。中身は見たことがないがたぶん、毎日遊びに来るひ孫の成長記録に違いない。
 外に出なくなった分、テレビの前の時間が増えた。
 夕方、野良から帰った「頑固親父」は農作業の準備にと、盛岡と花巻のその日の最高、最低気温を母に尋ねる。待ってたようにきちんと答えてくれる。
 加えてその日の大きなニュースを聞く大事な情報源になっている。
 情報提供の後は母の好きな大相撲の話となる。中でも「高見盛」には大熱心。
 「今日は勝ったよ」「勝ち越した」「負け越した」・・・・・外人力士はどうのこうの。
 その詳しさに相槌を打つこちらも驚くばかりの大変な相撲博学ぶりである。
 いつか訪問した老人施設のお年よりも「相撲」のテレビ観戦と「水戸黄門」が人気があると聞いた。
 お年寄りにはワールドカップよりもあるいは人気があるかもしれない。

 しかしこの大相撲界は大騒ぎ。
 NHKも名古屋場所の相撲中継をするとかしないとか言っている。
 「勝負の世界に生きる力士が賭け事をした位で・・・大目に見てやれよ、とは言いたいが、暴力団絡みではよろしくない」

  「NHKさまにお願い」
 「相撲中継を楽しみにしている、多くのお年寄りのために是非大相撲中継を続けてください」

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