去年秋、紅葉を追っかけて北秋田方面を旅行した時に「バター餅」に出会った。「家でも作ろう」、失敗を重ねて作りあげた「バター餅」、今では本場物に優とも劣らぬ・・???おいしい 「バター餅」が妻の自慢メニューの一つとなった。
北海道の実家に「じじ」「ばば」へ会いに行く嫁さんに、お土産に自慢の「バター餅」を持たせた。 空港に迎えにきてくれた仲良しの友達と「バター餅」つい、試食してしまった。 気に入ってしまった友達にせがまれるままに、お土産の「バター餅」を全部あげてしまい、肝心の「じじ」「ばば」には届かず仕舞い。
この秋、6年ぶりに岩手を訪れた「ばば」 今度こそはと「バター餅」を、沢山お土産に持たせた。
漬物や”昔料理”の好きな老妻、得意メニューの追加となる。
おいしいと褒められても販売はしませんので産地の方々にはご迷惑はおかけしません。誓
あの昭和の30年代、
東京オリンピックから50年 今年、区切りの50年が多い。
東海道新幹線や東京モノレールもめでたく50周年。
そして我が岩手の「いわて花巻空港」も開港50年
毎年秋、多くの人出でにぎわう「空港フェスタ」50周年の今年は あの「ブルーインパルス」の初登場。
11時からの飛行の2時間も前から周辺の道路、普段渋滞とは無縁の農道まで大渋滞。
定刻にやってきた「ブルーインパルス」 まさに華麗に、数々のアクロバットで感銘を与えて約20分。
大きな大きな感動を残してあっという間に去った。
あれから50年 そう、女房と連れ添って今年、金婚の50年。
「古女房よ、長いこと苦労かけたな・・・・・・・・・・」
~写真はネットから借用~
「ブルーインパルス」の描いた超大きなハート
感謝をこめて老妻へでっかいでっかいプレゼントだ!!
我が家の愛犬「だん」はゴールデンレドリバー種の北海道生まれ、しっかり教育を受けて、縁あって岩手に来てから10年、御年14歳、人間年齢に換算すると104才とか。
幼犬時可愛がってもらった 「じじ」「ばば」と別れて飼い主が岩手にお嫁入り、一緒についてきた。
北海道で麻酔をかけてもらい眠ったままで空路、いわて花巻空港へついてから岩手の獣医師の手で麻酔から覚まさせてもらってから早10年、
ドッグフードはできるだけ避けてご飯が主食、それもお粥に近い、少量のドッグフード、加えてトマトが大好き。
9月のある日、幼いころ可愛がってもらった北海道の「ばば」が孫の保育園の運動会を見に来た。
岩手に来たのは孫の誕生の頃だからもう6年ぶりの懐かしい「ばば」との対面。
「だん、元気だった」
「ん・・・・・?、誰だっけ・・・」
「・・・・・・・」
「あっ、北海道の「ばば」だ !!」
尻尾を大きく降り、立ち上がって「ばば」にじゃれついて年甲斐もなく大喜び。
「偉い、よく覚えていた」犬とはそういうものなのか、「だん」が格別すぐれているのか・・・・
物忘れが激しい昨今、老犬「だん」に学ぶ
初夏、6月ころ「むしまつり」に農家に渡された「昆虫除祈祷大祓」
鎮守の神様が田んぼの稲を虫から守ってくれる。
風雨にさらされながら田んぼの稲がみのるまでの間、虫から稲を守り、まもなく役目を終える。
昔々、農薬のない時代、ようやく実ったお米を、虫の大発生でほとんど収獲のなかったとの記録もある。
虫から稲を守るために鎮守様に祈り「むしまつり」となり「昆虫除祈祷大祓」となったことだろう。
今はいい。
田植前に稲の苗の上から農薬をパラパラと、ふりかけるだけでお米がみのるまでの間、ほとんどの病虫害を防いでくれる。
ただ「昆虫除祈祷祈祷大祓」は面積に関係なく凡そ500円くらいの寸志で済むのに比べ効き目のいい農薬はどっきるするほど高い。
虫にも病気にも、夏の暑さににも、負けずに育ち過ぎたのか、あるいは日商不足で、ひ弱に育ったのか我が家の田んぼの稲は
無残にも
「おっきゃった(倒伏、倒れるという意味の方言)」
「おっきゃった」は「倒れた」というより実感がある。