岩手の頑固親父

恵まれた自然、環境に暮す 老農のつぶやき、ぼやき

「新発見 続々・・・」

2014-02-28 10:42:56 | いなか暮らし
二十四節気 雨水
 
 末候 草木 萌え動く 新暦の3月1日前後を指すらしい。

    岩手もようやく、日中7,8度 10度になる日が待ち遠しい
近づく農繁期に備えて体力充電のため散歩に精を出す。
 散歩で地域を徘徊すると毎日新しい発見が続々。
 
建築中の保育園もまもなく落成する、
 北上川の大規模な護岸工事は去年の暮れから、
 種もみの調整、貯蔵施設もリニューアル、この秋の稼働に合わせて旧施設の解体も始まった。
 白鳥が餌をついばむ田んぼでは暗渠工事の大きな機械が働いている。
 近くの賢治記念館付近では新しい遊歩道だろうか、工事が始まっていた。
 マツクイムシの被害木をNPOの人たちが伐採している。
 
それほど広くもない我が郷だが今、大きな工事が続々。

日本はやっぱりお金持ちなんだなー、思いつつ今日も一万歩を目指す。
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「オッパイ山登山」

2014-02-21 18:28:44 | いなか暮らし

 インフルエンザで5日間は登校できないお姉ちゃんのとばっちりを受けて、保育園を休むことになったがインフルにも感染することなく体力を持て余す孫と、保育園児に人気の「オッパイ山(大森山192.2㍍)」へ登山
Img_0116 

 冷たい風が吹き付ける「オッパイ山」はまだ冬の最中だが日差しは明るく暖かい春はもうすぐそこまで来ている。

 ウサギやタヌキだろうか、足跡に歓声を上げながら

 「じいちゃん 大丈夫?」

 5歳の子供の足で登れるか心配して来たのに逆に励まされて登る。

 急坂を上りきる頃には体もポカポカ。

 眼下に北上川、奥羽の山並み、新幹線を望みながらおやつを食べて。

Img_0115_2  帰りには「ゼニタナゴ」の池にも寄って・・・とせがまれる。

Img_0117 おかげで今日の万歩計は目標達成。

 5歳の保育園児と70?歳の体力逆転を確認できた一日でした。

 

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「たろし滝」

2014-02-13 17:24:53 | いなか暮らし

花巻地方では”つらら”をたろす(たろし)という。
 昔、かやぶき屋根の軒には大きな「たろす」がいっぱい出来た。
 折って遊んでは軒先の萱が壊れると怒られた。

 石鳥谷町大瀬川の「たろし滝」は、その昔、近くの農家の人たちが「たろし」の大きさでその年の豊凶を占ったといわれる。
 寒い冬には暑い夏が来て豊作、暖冬で「たろし」の小さい夏は冷夏で凶作と占ったが近年は100年に一度と言われるような雨が毎年のように降ったりとそう単純な天気でもない。

Img_0054  2月11日豊凶を占う「たろし滝」の計測を行うというお祭りに出かけた。
 沢山の人たちと急坂の雪道を登り切ったところが「たろし滝」

 ”?” 
この冬、1月の寒さで一時、太さが8㍍にも達したが2月に入ってからの暖かい雨で崩落。
 それでも、上に残った「たろし」だけでもでっかい。

豊凶占いは「崩落にもめげず大きな願いで豊作」と少々苦しげの”ご託宣”

Img_0062 Img_0064 地元の人たちが今日のためにと立派な仮橋を架け、
急坂には滑り止めにモミガラが撒かれていた。

 戻って
 「ご苦労さんでした、暖かいものでもどうぞ」と熱々の甘酒と
「ひっつみ」をおいしくいただいた。

「お代は?」
「ただ(無料)ですよ!」・・・文字通りのあたたかいおもてなし

 「ごちそうさまでした」

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「社会科副読本」

2014-02-09 17:34:41 | いなか暮らし

 今どきの小学3年生はどんな勉強をしているんだろう?

 昨日からこたつの上にあった「小学校3・4年生社会科副読本 わたしたちの花巻」を見た。
Img008   写真や絵が多く、文字も大きくてとっても見やすい、我が老眼にも優しい。
 見慣れた風景、中には知ってる人も紹介されている。
 地域の産業や文化が細かく紹介され、子供ならずとも学ぶことが多い。
 思わず熱中して読んでいたら 

 「あれっ!どこかで見かけた写真が・・・・・・」
”受けつがれる行事”で胡四王神社の正月行事「蘇民祭」が紹介されている写真に見覚えが・・・・

 見たことがあるはず、何年か前に自分が撮した写真をホームページ用にと提供した中から利用したらしい。
Img010

 

 郷土の行事理解に、広く子供たちの目に触れる教材に掲載されたことに感謝する。

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「五大堂の蘇民」

2014-02-07 17:11:00 | いなか暮らし

旧暦1月7日(今年は2/6)花巻市石鳥谷町五大堂、貴峰山 光勝寺の古い伝統を誇る蘇民祭に出かけた。
 晴れてはいたが寒風厳しい真冬日
 Img_0020_2

それでも元気な若者は、裸参りImg_0024_2

 

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 昔、南部の殿さまの愛馬が死んだときに当寺に葬り、その木像を安置したことから牛馬神護の霊験あるとされ馬産地の当地方では蘇民見物と馬の安全を祈ったらしい。
 蘇民袋に入ってる365枚の木札には「駆け馬」が印字されている。(左写真)

 
 昔、蘇民袋総奪戦に興奮し、絵馬を買っての帰りは参道の駄菓子をねだる子供たちが多かった。
Img_0038 Img_0041

今日も参道では懐かしい駄菓子が並べられていた。

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