二十四節気 新暦12月7日から12月21日頃までは大雪
初候 閉塞く冬となる(そらさむくふゆとなる)
天地の陽気がふさがり真冬が訪れる頃
重たい灰色の雲におおわれた空は雪雲とよばれる
-日本の七十二候を楽しむーから
昔、この桜の大木の下で花見を楽しんだことがある。
人間の勝手な都合で細い道が次第に拡がり、そして舗装
広がるごとに枝を切られ邪魔と言われて大きな枝も切られる
「どっこい」ひん死の桜の幹から芽がでて再び花をつけた。
岩手山麓、鞍掛山(897.1㍍)頂上付近のなんの変哲もない一本の木だが
良く見ると周囲に広い下界が広がり はるか遠くには姫神山(1123.8㍍)もみえている。
一年中強い風に吹き、冬になったら毎日雪が吹き付け痛みつけられているはず。
生えた場所が悪かった、細い管の中でずっと上に見える明かりを頼りにひたすら伸びたに違いない
それも何本も・・・・・
不遇を嘆くことなく、ただひたすら一生懸命に頑張る。
来る来年、頑張る(木)に見習って頑張る(気)でいこう。