岩手の頑固親父

恵まれた自然、環境に暮す 老農のつぶやき、ぼやき

敬老の日・・

2022-09-23 17:41:20 | いなか暮し

この夏、8月北日本太平洋側は雨が多く、平年比176%もの雨、日照は85%とか。
 その分、雨、水を好む野菜は良く伸びた、里芋は特に丈がいつもの倍近くまで大きくなり、珍しい花を咲かせた。  里芋の花はお年寄りに聞いても「初めて見た」という・・・

 敬老の日前後、日本の人口構成が話題になる。
 日本人の平均寿命は男性81.4才、女性が87.5才、65才以上が併せて3620万人 人口比で29.1%、ほぼ3人に一人が高齢者という。女性の87才は昭和の10年頃の生まれ、当時は平均寿命は49才だっというから、その伸び 一代で40年近く長生きしている勘定。
 100才以上も9万人超え、30年ほど前、きんさん、ぎんさんの百歳越え姉妹が人気の頃の百歳越えは4千人、東京オリンピックの前年の1963年の百歳越えに至っては僅か153人だったという。
 短い期間に寿命が延びたのは医学の発展もあったろうし幼児の死亡率も減ったり、いろいろの要因もあろうが、なんたってこの間の平和が寿命を延ばした最大要因だろう。

 わかりやすいのは全日本人の平均年齢は48.4才、外国に比べるとよくわかる。
 ともに14億の国民の、中国は37.9才、インドに至っては27.6才 インドの例 20~64才の働き盛り58.4%、65才以上は6.8%という。
 この先、就業人口の減る日本では現在、65才以上3620万のうち65~69才の就業率は50.3%世界最高らしい。高齢者も頑張っている。

 敬老の日、福祉からお祝い記念品に、大きめのマグカップをいただいた。
 熱が通りにくいから、冷たいビールも、お燗のついた日本酒も美味しく飲めるらしい、
 沢山飲んでしっかり働こうということだろうと感謝している

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早池峰山と・・・・

2022-09-18 09:47:14 | いなか暮し

 数十年も昔、高校の頃から早池峰山にはよく登った。
 勉強嫌いでスポーツ音痴、高校に入って始めた山登りだけは熱中したが、貧乏高校生としては県外の有名な山は中々行くことができず県内の山々を登る。
 特にも岩手山、早池峰山は良く登った、登るというより山歩き、仲間にも恵まれ、山歩きを続け毎週同じ山でも楽しかった。
 冬、雪を抱いた早池峰山は特に美しい 40㌔ほど離れた 胡四王山頂から。
 昔々、大昔 三人の姉妹神さまがいた。いずれも、美しい早池峰山の神になることを願っていたが、利発な末娘は姉二人に先んじて早池峰の神となり、仕方なく二番目の妹は湯本の権現山の、残された姉は胡四王山の神様となった。胡四王山から美しい早池峰山を始終、眺めるために胡四王神社社殿は早池峰山に向いて建てられている・・・と伝わる。

 大人になってからも登山は続いた、ある時は夜中に起き出して早池峰山に登り、朝食までには帰ってくる、文字通りの「朝飯前」もちょくちょく。
 そして早池峰登山はめったに雨はあたらない、近くの山だから天候に不安があれば行かないと言う事でもあるが例外もある。
 完全防湿、防水を謳うゴアの雨合羽がでたころ、その性能を試すべく大雨降りに一人早池峰山に登ったこともある。早池峰山とともに遊んだ。

 年齢を重ねた今も、田んぼや畑には毎日仕事に出かける。「年なのに元気ですね・・・」と言われることもしばしば。
 若いころから体を鍛えるようなスポーツもしないし、山歩きが今の健康につながっているかもしれない。
 今でも登り続ける早池峰山と、行くたびに参拝している早池峰神社。
 何回お参りしてるかも定かでないが元気で過ごせているのは早池峰山と早池峰神社のご加護の賜物かもしれない・ 
 頂上近くだけがわずかに紅葉の始まった9月始め、片道45㌔、車で1.5時間ほど、よく晴れた早池峰山に登り、帰途早池峰神社にお賽銭を奮発して感謝のお参りをした。

 歩きなれたはずの早池峰山も今ではエベレストに登るような思い・・・・・

 

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3年ぶりの花巻まつり

2022-09-13 15:00:57 | いなか暮し

 季節は確実に秋、コロナ禍も幾分の落ち着きをみせて、恐る恐るではあるがこの秋、各地で3年ぶりの秋祭りが開催されている。
 花巻でも3年ぶりの花巻まつりが開かれ例年の3日間を2日に短縮、大きな掛け声で威勢のよい人気の神輿は運行せずに展示のみ、風流山車もいつもより少なく、少々寂しい祭りだったが人出はずいぶんと多いように見えた。

 岩手は、ここ1ヶ月ほど不順天候が続いた。8月の平年比雨量が176%日照85%、出穂前後の不順天候で作柄が心配されたが、ここへきて生育は急激に回復し実りは確実になって来た。・・・稲熟れて み祭り三日 そらはれわたる・・賢治先生もよろこんでおられる。

 祭り初日、神楽権現舞パレードが行われた。花巻地方では権現舞が伝承されている団体は60位あるらしい、その中の20組ほど300人程が一斉に権現舞を舞う。

 孫は神楽が好きで、小学校の頃懸命に習った神楽だったがコロナ禍で練習の機会もなく、中2となった今、もう神楽はやめたのかなと思っていたが「お祭りに権現舞をやる」
 背丈が伸びて、今では大人用の大きな権現様を軽々と操る。
 舞った権現様(獅子頭)は、我が家の5代前の先祖が明治年代に自分で彫って奉納した獅子頭で、奉納のあとも権現様の衣装のお召し替え奉納を代々続けている。
 縁の深い獅子頭で舞えたのは神楽の先輩の好意だろう。
 子孫が舞う権現舞に先祖様も喜んでくれているに違いない。


毎年春には春祭り、秋には秋祭り、2年も3年も休んでいると伝統が途切れてしまう・・・

 

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3年ぶりの花巻まつり

2022-09-13 14:39:26 | いなか暮し

 季節は確実に秋、コロナ禍も幾分の落ち着きをみせて、恐る恐るではあるがこの秋、各地で3年ぶりの秋祭りが開催されている。
 花巻でも3年ぶりの花巻まつりが開かれた例年の3日間を2日に短縮、大きな掛け声で威勢のよい人気の神輿は運行せずに展示のみ、風流山車もいつもより少なく、少々寂しい祭りだったが人出はずいぶんと多いように見えた。
 祭り初日、神楽権現舞パレードが行われた。花巻地方では権現舞が伝承されている団体は60位あるらしい、その中の20組ほど300人程が一斉に権現舞を舞う。

 

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