岩手の頑固親父

恵まれた自然、環境に暮す 老農のつぶやき、ぼやき

「緊急連絡」

2008-04-22 12:46:10 | いなか暮らし

Cimg3609
 隠れた桜の名所として最近人気、新花巻駅近くの三郎堤
 いまが見頃、去年「うそ」に花芽を食われて咲かず仕舞いだった分、今年は見事。
 老木に混じって故 鎌田孝男氏が植えた桜の若木が元気に花を咲かせている。
 Cimg3614

地元の堤、維持管理組合が念入りな手入れをして見事に
 咲いた今年の桜。

残念ながら今日、明日が見頃。
    まだの方はお急ぎ下さい。Cimg3613
 

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「牛乳缶」

2008-04-18 12:00:33 | いなか暮らし

Cimg3564 新芽は美しい・・・・が この柳、耕作放棄地や荒廃地にすぐ生える。Cimg3567_2
 右の写真、トラクターの向こう側、耕作放棄されて美田が林になり狸までが住む

 「学校の帰り、雪道を牛乳缶を転がして帰ったことがあったなー」と娘がつぶやく。「そんな事があったかなー」と「頑固親父」
 スクールバス停近くにあった牛乳出荷所。 出荷用牛乳30kgを入れる牛乳缶が何軒分か置かれていた。
 朝、集荷した後には翌日出荷用の空き缶を置いていく。
 小学1,2年の娘はスクールバスから降りた後、子供の背丈より高い所に上って空き缶を転げ落とし子供には重い缶を雪道を転がしながら帰宅したそうだ。

 犯罪は都市に限らず地方でも珍しくない、嫌な世の中。
 通園バスで通う幼稚園、保育園の子供達もバス停に迎えの保護者がいないと子供はバスから降ろさず再び園に連れ戻すと言う。子供の一人歩きは絶対させない仕組みのようだ。
 そのせいかは知らないが両親が出勤した後、留守のじいさん、ばあさんが車を運転、髭の伸びた高校生まで送り迎えをしている姿も見かける・・・・・

 かって牛乳の生産者を目指して忙しく働く「頑固親父」とその妻
 幼い子供達の目にもその大変さが伝わっていたのだろう。
 小学1,2年生の子供が学校帰りに雪道を牛乳缶を転がしながら帰ってきたという。

 感動を・・・・今夜は好きな芋焼酎でしみじみ味わう。

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「キャビン仕様」

2008-04-16 18:51:56 | いなか暮らし

Cimg3568 ※ キャビン仕様トラクター
 北国の春、雪解けと同時に春の農作業が始まる。北風が寒いこの時期のトラクター作業、最近 目に付くのが「キャビン仕様型」
 運転席は暖冷房完備はもとよりラジオ、カーステレオは標準装備、作業の様子を遠くから見ると一人寂しく作業しているように見えるがラジオ、ステレオ一人楽しんでいる人が多い。一人でニヤニヤしているのは「綾小路きみまろ」か。
 「頑固親父」も春、200時間弱はトラクターの人となる。
 好きなコーヒーおやつを持込んで、音楽を聴き孤独のひと時を楽しむ。
 今日は梅が咲き出したな、菜の花がきれいだな、桜も咲き始めた・・・・周囲の景色を眺め春の移り変わりを楽しむ。
 時には掘り起こした田んぼの虫をつばみに来るカラスにトラクターの窓越しにB・B弾をお見舞いすることも。
 若い連中はラジオ、ステレオに飽き足らずテレビさえも取り付け始めた。「頑固親父」もテレビが欲しい、ビデオかDVDもつけて」

 願わくはせっかくの個室にもう一人座れる空間があれば実に楽しいと思う。
 「頑固親父」は孫と乗って作業、
 新婚さんは夫婦で座ってニコニコ。 楽しみながらの農作業をする。
 農家にもそんな楽しみが欲しい。
 そんな夢のトラクターを発売したら売れること間違いない。

 法律とか規制といわず是非、夢のトラクター、ご一考を。

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