岩手の頑固親父

恵まれた自然、環境に暮す 老農のつぶやき、ぼやき

「美しい地球よ・・・・」

2009-12-30 12:04:34 | いなか暮らし

Cimg6163 550円、高いか安いか。
これがまた良く売れる。
手作業の好きな妻が産直の彩りに注連(しめ)飾りを出荷した。この時期、どこのスーパー、ホームセンターにも注連飾りが山積されている。
 産直にも腕の見せ所とお年寄りが頑張って彩り豊かな注連縄がならんでいる。

Cimg5809_2

美しかったなー
今年登った乗鞍から
   穂高、槍方面

 
道元禅師からのメッセージ
『慕古心』(もこしん)から

美しい地球よ永遠に


  Beautiful Earth Forever


 
満天の星が輝く宇宙よ!
  母なる太陽を慕いつつ
今日も銀河空間を渡る美しい地球よ!

 地球は青い一顆の明珠・・・・・・
 一千、一万、一億、一兆年
 無量百千万億阿僧祗劫∞

 美しい地球よ永遠に!

ともあれ今年も平和に暮らせたことに感謝
550円の注連飾りを買ってくれた人も買わなかった人も、来る新年良き年でありますように

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「洗濯機は二槽式が一番」

2009-12-23 18:20:03 | いなか暮らし

Cimg6144 異常に暖かい冬と思っていたところに12月にしては珍しい大雪と寒さ・・油断大敵
 洗濯機を買いに、お店屋さんを訪ねた那須烏山市の大木さんはさまざまの機能を持った洗濯機の前で迷った。
 干すスペースは十二分にある。
 太陽をいっぱい浴びてスッキリ干し上がった洗濯物を取り込むときの爽快感は捨てがたい。
 ドラム式洗濯乾燥機はさしあたり不要と考え全自動洗濯機は?・・・傍らにポツンと置かれた二槽式洗濯機に目が行った。
 「あ~、やっぱりこれ!二槽式がいい」 便利さに背を向けて頑固と言うか融通の利かない自分を反省しつつ我家に収まった。

「二槽式くん、どうぞよろしく」 12/21読売新聞くらし”ぷらざ”欄から

 近所の70代のご婦人が軽い認知症を患った。
 家族が便利だからと全自動洗濯機を買ってくれたがボ゛タンひとつの操作、楽々のはずだったがお年よりの彼女にはその簡単と言われた操作がとても煩わしかったそうだ。
 後から考えるとその頃に認知症が始まったようだと言っている。もっとも今では認知症の症状も薄れ天気の良い日には畑の草むしりに忙しい。Cimg6148
 ※右写真 毎年飾りつけるツリーだが孫たちは慣れて感動が少いので規模縮小してこの冬の飾りつけは5㍍ほどの糸ヒバに一本だけ。

 我家の年老いた母は84才、あと1ヶ月余りで85才を迎える。
 相応の体の不自由さがあるが暑くても寒くても家族の使うトイレと風呂掃除、加えて自分の洗濯物は「二槽式洗濯機」で済ませるのが日課。
 その母を見かねてドラム式洗濯乾燥機にするのはかえって親不幸かも知れない。
 かくて2年も前に買った全自動洗濯機は納屋でホコリを被っている。

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「三郎堤公園」

2009-12-13 18:46:04 | いなか暮らし

Cimg3609 四季折々の風情を楽しませてくれる三郎堤 かって新堤、中堤、大堤と三連の堤だったが現在は大堤だけ残って「三郎堤」と言う。
 伝説では源 頼朝に討たれた藤原泰衡公の弟、泉三郎忠衡公が幸田(三郎堤所在地)に逃れ開拓の志を立て従臣とともに築造されたことになっているが歴史的には徳川初期(寛文、延宝)の築造ともいわれる。

 大正末期か昭和の初め頃のことだろうか。
 三郎堤の近くで雑貨屋を営んでいた吉田某氏が大正2年に開業した花巻温泉の社長、三鬼(かん)太郎氏に三郎堤一帯の公園化を働きかけた。同じ大正2年岩手軽便鉄道(現、釜石線)が花巻~土沢間が開通し、14年には仙人峠まで開通した。小山田駅が隣接していたこともあって温泉と同時開発を狙ったのだろうか。中堤付近には「三郎堤公園」の大看板が立てられ八雲神社鳥居から三つの堤を包み込むように大量の桜の木を植えられた。
 
開業記念行事だったろうか。
 三郎堤近くの小高い丘の八雲神社本宮の南側の広い敷地には東屋が建てられ、その近くの土俵では相撲が行われ、花巻温泉の芸者さんが沢山来て、それは大賑わいだった事を近くに住む昭和4年生れの古老が肩車して貰って見に行った記憶があるという。

Img_0308 Img_0312

 今は土俵も無いし東屋も無い。ましてや芸者さんも来ない。替わりに沢山の白鳥が羽を休め、新花巻駅にも近いため散策に訪れる人も多い。当時大量に植えられた桜も道路拡張等で数が減ったが地元の人たちにより新植された若い桜も加えて春には見事な景色を作り出す。
 
桜は毎年秋、地元の堤維持管理組合により手入れが行われ今年も師走に近いよく晴れた日に行われた。

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「食ショック09」

2009-12-12 14:46:21 | いなか暮らし

Cimg6140  寒さには強いアスパラ菜ではあるがそれにしても、もう12月も残2週間余、例年は根雪の季節。花盛りの我家の畑 春と見間違えそうである。

読売新聞12月12日社会面、 シリーズ「食ショック09」
 タイ、バンコクでは日本の和牛を席巻する勢いの、豪州産黒毛和種「ワギュー」は元をたどれば1990年代に日本の畜産農家が米国の業者に売った精液13000本のうち、その一部が豪州に渡り血統をほぼ維持して繁殖に成功 味は日本の高級品に匹敵し価格は日本の半額程度、牛の”海賊版”を阻止するすべはない。
 同様に韓国、ソウルの市場には日本の農家が開発したいちご苗が韓国に流出し無断栽培されている。韓国で流通するいちごの8割以上が”にほん”産が占めた時期もあった。 
以上同誌記事からCimg6142_2

写真 左が地元の黒豆、右が
 
岩手産の「丹波の黒豆」
 数年前、京都から兵庫、島根を旅行した。
立寄った産直の試食の美味しさから「丹波の黒豆」の生豆を買った。
 生豆を種に翌年から我家の畑で栽培を始めた。今では
「丹波の黒豆」の枝豆や黒豆ジュースにも加工している。Cimg6141

 そして昨夜、大黒様のお歳越の餅に「丹波の黒豆」を入れた。これが絶品。写真

 いうなれば「丹波の黒豆」の海賊版ではあるが人にあげる事はあっても販売はしていないので「丹波の黒豆」産地の皆様にはお許しの程。

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「ヤーコン ジュース」

2009-12-08 09:51:45 | いなか暮らし

Cimg6091 この秋、長雨が続いた反動で1週間ほど好天が続いた。
 夕暮れの太陽が美しかったから明日も好天に違いない。
 12月、最も日が短い。午後4時には既に日没。

「ヤーコン ジュース」
 南米原産で整腸作用、動脈硬化の予防効果のある成分が多く含まれ健康野菜として人気のヤーコンそれにリンゴは今年も大豊作。近所の人たちも誘ってジュースに加工した。
 いつもは女性軍の仕事だが「重い」作業のため暇を持て余す男性軍にもお呼びがかかった。
 Cimg6111 準備したヤーコン、リンゴは3戸で何と120㎏。
 近くの施設「おためし工房」も男性軍には始めての体験、
 スライサーで材料をすり潰して変色を防ぐビタミンCのみ添加。
 脱水機?で絞る。

Cimg6112  そのあと大きな釜で加熱、容器も蒸気で滅菌してから瓶詰め作業。2時間余りでジュースが出来た。
 材料の75~80%のジュースが出来るから120㎏のヤーコンとリンゴから90~95㍑が出来る計算。

Cimg6113  今年の夏はヤーコン栽培に適した涼しい日が多く梨のような甘さに出来た。添加薬品はゼロだが滅菌してるので日持ちがする。
 数年前に訪れた熊本・菊池市でヤーコンジュースを名産と聞いて飲んだ思い出がある。あの美味しさにリンゴを加えて今は岩手でも飲める。ちなみに岩手・陸前高田の産直では720ml 1050円で売っていたから今日のジュース作り換算すると95㍑で14万円弱か。

 年末にかけて友達や知人に、妻の贈り物に一本二本と添えられる。

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