梶哲日記

鉄鋼流通業会長の日々

新たな仕事(その1)

2023年09月09日 06時12分16秒 | Weblog
前回のテーマでは、CCであった日産のキャラバンを買換え軽キャンパーにした、と書きました。買換えの理由の一つは、大型のバン車を乗り回すことに、歳のせいで、おっくうさを感じるようになっていたからです。軽であれば車庫入れも簡単です。軽キャンパーに買換えを決めた時、キャラバンのような大型バン車はもう今後乗らないと思っていました。追々説明していきますが、そうは問屋が卸さないとなりました。 

前々回のテーマでは、70歳から74歳までの運転免許の更新には高齢者講習の義務があり6月受講した、と書きました。この講習とは、最寄りの自動車教習所で実車指導を受けることでした。教官から指導を受け、長年の自分の運転の癖が分かりました。加齢が及ぼす運転への影響も学び、教官の評価を正当でないと感じているとしたら、そこに過信が潜んでいる。「自信と過信は紙一重」であることも認識しました。これも追って話していきますが、この認識が別の場面で役立つことになりました。

実は、私は今年5月から新たな職場で働くことになりました。そこで、内勤と運転の仕事をするようになりました。その運転する車はキャラバンと同クラスのトヨタのハイエースです。再び大型バン車を運転することになり、他人を乗せて運転するので過信は絶対禁物です。何故、その仕事に就いたのか、順を追って説明していきます。

このブログを読んで下さっている皆さんには、記憶が残っていると思いますが、去年11月から傾聴の仕事を引き受けるようになったとお伝えしました。この傾聴の仕事と、今年5月から就職した仕事とは全く関係ありません。結論から言いますと、傾聴の仕事(関わっていた事業)は頓挫しました。ただし新たに就業した先で、傾聴のスキルも必要とされますし、傾聴の仕事の成り行きも、結果報告も兼ね書いた方がいいと思いました。

そもそも何故傾聴について、関心を持つようになったのかの振り返りです。社長職を退いて自宅に居ることが多くなった私が、身近な家族の話をしっかりと聴けているのか、また会長となり社長からの相談に応じますが、経験則で私の意見に誘導しているのではないか、との自問がありました。ネットで調べてみて、傾聴の普及を目指す協会を知ります。三日間のコース「傾聴サポーター養成講座」が開催されていて、全ての受講を終え、協会から傾聴サポーター認定証が送られてきました。

月日が経つにつれて、折角の知識も薄れてしまう焦りもあり、違う角度から傾聴を学ぼうと他の講座を探しました。通信教育講座の「ユーキャン」のサイトを調べてみると、その中で傾聴に関するものは唯一「高齢者傾聴スペシャリスト講座」でした。通信受講し、その資格認定ももらいました。この認定資格を取ろうとした前後から、不思議なことが起こってきました。

それは、傾聴を通して私が行いたい事に関することで、ある方との出逢いから始まりました。ある勉強会での出逢いでした。その方は60歳ちょっと前、建設コンサルタント業界の大手に長く勤務してきたとのこと。自分の経験も活かし、「話し相手ビジネス」で近々起業したいとの話をされました。私が傾聴資格の話しをしたところ、その事業で聴き手として、パートナーになって欲しいとの申し出がありました。

去年、傾聴サポーターの認定資格や高齢者傾聴スペシャリストの認定資格をとった後、高齢者養護施設などで傾聴の仕事をやってみたいと思い、調べてみた時期もありました。傾聴の仕事の具体化が、期せずして外からもたらされた展開となりました。

その方の事業サービス内容は、1)健康コンサルティング、2)ダイエットプログラム、3)相談・話し相手、です。いずれも基本的には電話で受け答えするサービスです。コンセプトには共感しますが、その方と私は共同経営者ではありません。私はあくまでも、3)相談・話し相手の協力者の一人です。

自前のその方のWebサイトができあがり、IP電話を使って相談・話し相手となる仕事の、一分間単位の報酬も取り決めて、業務委託契約も交わしました。業務を受けられる時間帯の、一週間ごとの私のスケジュールも提出して、それがWebサイトに開示される形で、去年の11月1日からスタートしました。   ~次回に続く~
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