銚子・角巳之・三代目

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梁山泊①

2024年02月22日 | 日記・エッセイ・コラム

水滸伝、水の“ほとり”の物語...。“替天行道”の旗を掲げ、乱れた世を正さんと各地より集う
108星(人)。その豪傑たちが本拠とする場、“梁山泊(りょうざんぱく)” 今まで数多
の作家が書き記し、あるいは言い伝えられた“作り話”でありますが、その世界観は不朽...。

先日先輩から、日本人はそろそろ怒らないといけないよね...と。具体的に“何”に対して、
ではなく“世相”や“雰囲気”と感じており、このこと全く同感であります。恐らく有史以来
時代の最適に制度疲労等が生じ、“つぎ”の最適を見付けるまでの間に起こる葛藤...。

水滸伝に描かれている豪傑たち、私の勝手な解釈では恐ろしく強く、情けないほど弱い。
同一人物に強さと弱さが同居しており、これはすべての人間が有していることですが、
豪傑たちはその振れ幅が尋常でなく、それが故に人間的な魅力が増し人を惹きつける。

そんな魅力を持った各地に散らばる豪傑たちが集った“梁山泊”...。作り話とは言えそれが
長きに渡って語り継がれ、様々な作家によって脚色を加えられても根底に流れる世界観
は不変であり、不朽...。これから数日、この梁山泊のことを。

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