銚子・角巳之・三代目

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イワシの名店②

2024年02月16日 | 日記・エッセイ・コラム

県外(市外)から行列の絶えないお店に(地元民が)並ぶこと、憚られましたが、お客様の
熱烈な要望によるものでしたので...。あくまでも私(個人)の感想でありお店の方から地元
の人間は並ぶなとは一切言われおりません(念のため)。久しぶりの入店の感想、やはり名店...。

昨日のイワシ(刺身)は銚子港水揚げ直後のもの。死後硬直が始まる“前”の状態。一般的に
魚は水揚げ後は柔らかく(先ほどまで生きて泳いでいた訳ですので)、時間の経過と共に
硬くなり(死後硬直)、さらに時間が進むと柔らかく...(鮮度劣化が始まります)

“鮮度”が命の魚、殊にイワシのように鮮度劣化が早い魚については、水揚げ後速やかに食す。
これ産地ならではであります。特有の匂いも全くなく、刺身にしても本日の写真、天ぷらに
しても、フワフワ、トロトロ...という食感で、イワシの美味しさを堪能させて頂きました。

この味に出会うには“水揚げ直後”、要するに産地に行かねば...ということですが、昨今は冷凍
解凍技術が飛躍的に向上しております。水揚げ直後の処理が迅速であることが条件ですが、
昨今の凍結品、このお店で食べた味と遜色ないレベルで...(続きは次回に)