銚子・角巳之・三代目

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時化...。

2019年06月12日 | 日記

一昨日の大雨から一転、天候は回復しましたが海はご覧のような大時化(シケ)...。
仕事柄、漁業者との交流は多く、時化は怖い...。漁には出られないし、命を落とした方もいる...。
にもかかわらず甚だ不埒ながら...。時化になると反射的に海の風景が見たくなる...。
津波のトラウマも、転覆事故の現場もまだ目に焼き付いており、物凄く怖いのに、
何故か見たくなる...。これも二面感情(アンビバレンツ)の一種なのでしょうか...。
さて写真上段は、第三漁港入り口付近、下段は一の島灯台付近...。ともに慰霊碑、
千人塚(せんにんづか)近く...。溺死者1,000人以上...、非常に多数の方々が
命を落とした場所、徳島の鳴門、愛知伊良湖と併せ日本三大難所と呼ばれる銚子・川口
の風景であります。先日NHKで、銚子の特集放映してましたが、先人のこの港湾整備
がなければ、水揚げ量日本一の今日の銚子港はない...。確かに実感であります。
防波堤内側は穏やかですが、外側はご覧の通り。この防波堤が無い時代は、直撃波だった
そうで...。いまでも各地の漁師さん、銚子港への入港時は本当に神経を使う...と。
防波堤があっても予測不能の波が来る時があるそうです...。こんな時化では明日も魚は
ないな。と思っていたところ、明日は大型巻き網船が、待望のキハダマグロを積んで
入港してくるそうです...。写真では臨場感が伝わり難いかもしれませんが、この波で?...。
勇気とか根性とか、月並みな言葉では形容できず、漁師って凄えな..。この一言です。

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