既報の通り今朝、キハダの水揚げが行われておりました。あの時化の中、どうやって操業して
いたのだろうか...、などは、素人の勘繰り...。食べてしまえば、ああ美味しかった...で、
終わる食べ物の物語...。お皿に乗った刺身から、あの時化の中を操業していた姿を想像する
ことは難しいですが...。さも当たり前のように...。プロの凄さを再確認しております...。
水揚げしていた船は静岡・沼津船籍。そういえばこの船、先日の銚子漁協、優良船表彰で、
巻き網部門の第一位で表彰されておりました...。凄い船です...。さてキハダ...。詳しい
統計資料は確認しておりませんが、昨年に比べれば感覚的に半分以下の水揚げ推移のように
思います...。時化を見て、凄いなと思いながら、陸にいるものとしては、そんな感覚を
一時置き去り、もっと水揚げしてくれないかな...と。実に勝手なものです...。10年前の
記事を読み返すと、当時、キハダは水っぽい、関西方面でしか評価されない...云々と。
それで今、そんな声周囲から聞こえるか...と言えば、全く...。価値に気付いた事も一つ
でしょうが、それだけ水揚げが減っている所以か...と。水揚げが減るのは寂しいですが、
揚がった魚を無駄なく、美味しく、大切に...。そういう雰囲気になってきたとすれば、
むしろ喜ばしく、また新たな活路も拓けるものと思っております...。